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【第63回】 講義とゼミの日(2012年6月12日)
- 今朝は手抜きで,冷や奴とキムチとわさび漬けと麦入りご飯だけの朝食をとり(あ,アイスカフェオレを作ったが),シャワーを浴びてから3番のバスで出勤。午後に予定していたマラリアの講義が学生の都合で延期になったので,今日は午前中の講義と夜のゼミの他,院生のために英文の推薦状を書くことがduty。
- 講義前に推薦状は書けた。これから講義に行ってくる。
- 保健行政論の最終回は予定通りに終わった。いくつか苦言ももらったので,来年に生かしたい。ともあれ,医学科の公衆衛生学では1回か2回でカバーしなくてはいけない内容を8回かけて説明できるので,もう少し話す順番と時間配分を改善することができそうだ。保健行政論というと,普通は縦割り的な説明の仕方(厚労省,文科省,環境省,農水省,食品安全委員会,消費者庁から,一般保健行政,学校保健行政,環境保健行政,食品保健行政といったトップダウンの流れで)をするのかもしれない。ただ,そういうのは教科書を読めばわかることだし,つまらないので,そういう整理の仕方は敢えてしなかったのだが,やっぱり入れるべきだったか? 入れ方を工夫すればいいのかもしれないが,今後の検討課題としよう。なお,今日の追加レポートの中にあった要望で,前々回提出して貰ったレポート(今後,日本の保健医療システムが破綻しないようにするためには,どのように対策したらいいのか)について,他の人がどう考えているのか,また教員自身の考えはどうなのか知りたいというものがあった。それはもっともなので,後日整理して保健行政論のページに掲載したいと思う。
- ゼミはインドネシア人留学生の研究計画についての発表であった。ちょっとレビューの筋が悪かったが,計画自体は面白そう。9月までの準備段階が順調にいけば,その後はわりと余裕をもってできるのでは。
- 帰宅後に食事をしながら,須磨久善『タッチ・ユア・ハート』講談社,ISBN 978-4-06-217700-9(Amazon | honto | e-hon)を読み始めた。海堂尊がチーム・バチスタのモデルとし(?),『外科医・須磨久善』でその伝説的な半生を絶賛していた外科医による,自伝的小説とのこと。どこまでがフィクションでどこまでが事実なのか判然としないが,確実に言えることは,滅茶苦茶に格好いいということ。また奥様が格好いいんだな。「君ね,勇敢と無謀の違いって知ってる? そんなことしてると,いつか車をぶつけるよ」「あなたこそ,慎重と臆病の違い,わかってる? あなたの運転だと明日になってもこの交差点から出れないわよ」などというウィットに富んだ会話ができる夫婦が,いったい世の中にどれくらい存在するだろうか。
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