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【第208回】 寒い朝には味噌汁を(2012年12月11日)
- 6:00にAAAの777で起床。こういう曲だとJBLは真価を発揮しないが,山中千尋のAfter Hours 2をAIMP3(vaio-saにはRealtek High Definition Audioデバイスが入っているので,再生デバイスとしてWASAPIのexclusiveモードのそれを指定し,192 kHzに設定)で再生すると素晴らしく鳴る。寒さに震えつつガスファンヒータをONにし,"Fly me to the moon"など聴きながら油揚げとカブの味噌汁を作り,大粒納豆ともずく酢とご飯という朝食。味噌汁の残りは夜食べればいいだろう。
- 3番のバスで研究室に着いて,暫くすると検査2年の学生がやってきて,発表準備のための統計相談。サンプルサイズは30以上あるのに見かけ上分散が0のデータなのだが,おそらく,ばらつきが測定限界以下の桁に収まっているということなのだろう。通常の検定などは不可能なので,検定はその項目を外してするように指示するしかなかった。他に手はあるだろうか?
- fmsbパッケージのJlife(日本の生命表)データに2010年版のqx(qx2010Mとqx2010F)を追加し,fmsbのバージョンを0.3.5としてCRANにアップロードした。RStudioでBuildするとコマンドを覚えておく必要がないので極楽だ。
- DJでシンガーソングライターの元高校英語教師であるSAWAさんがtwitterでアーティストであり続けながら非常勤で教師をしたいと,面白いことを考えている。東京の私立高校の場合,適性検査というのを非常勤のみ希望ということで受けておくと,高校からコンタクトが来るかもしれない。ぼくは,修士課程の院生だった頃,本郷高校というところで週2回,生物の非常勤講師をして学費を稼いでいた。博士課程のときは帝京大学医学部のコンピュータ相談員という,もっと割のいいアルバイトがあったのと,週2回でも研究以外のことに時間を割くのが惜しかったのでしなかったが,職場環境は大変良く,楽しい仕事だったことを覚えている。たしか,学部4年生のときに,この適性検査を受けたような気がする。専門の成績がAで,教職教養の成績がCだったと記憶しているが,非常勤のみ希望と書いていても,結構たくさんの学校から常勤で来ませんかという電話があったような記憶がある。まあ,バブル時代だからありえたことで,今はそんなにうまい話は転がってないだろうが。
- 月刊トレーニングジャーナルの1月号をご恵贈いただいた。いつもありがとうございます>Aさん。『弱くても勝てます』のおかげで最近注目を集めている開成高校硬式野球部の練習の特徴についても,注目されるずっと前にとりあげていた雑誌なわけだが,この最新号では特集『分習法と全習法』のなかの最初の記事として,東京大学への進学率では開成を凌ぐことで知られている超進学校,筑波大学付属駒場高校(通称は筑駒)の体育の授業におけるサッカー学習を取り上げていて,これがなかなか面白かった(ただ,内容とは関係ないが,ら抜き言葉に過敏になりすぎているのか,「蹴れる」まで誤って「蹴られる」と書いているのが気になったが)。技術や戦術の学習ノートを使って,空きスペースを作る戦術を考えるとか,他の球技と比較してみるとかいった学習効果は,筑駒の生徒ならではかもしれないが,このように工夫された体育指導を受けられる生徒たちは幸せだと思う。驚いたのは,筑駒には姿勢教育というのがあって,経年的に生徒が自身の姿勢の写真や筋厚の超音波画像などを見て,適切な姿勢を身につける学習が行われているということと,他の多くの進学校と違って,高3まで授業が文系と理系に分かれないということだ。保健体育も含めた教養が大事という主張には共感した。筑駒といえば最近のネットでは男子校なのに「ミス筑駒」のレベルが高いということが話題になったが,いろいろな意味でユニークな学校だなあ。
- ふと気がついたら,WER-Jの専門委員としての査読が今日締め切りだった。終わらせなくては。
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