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【第260回】 採点と会議とfmsb更新に向けた作業(2013年2月6日)
- 6:15起床。アルトバイエルンと冷凍ブロッコリーを茹でて朝食。風呂に入ったせいで,2番のバスに間に合わず,往路は3番のバス。
- 今日は10:00からのものを皮切りに会議が目白押しだが,合間を縫って月曜にやった期末試験の採点を終わらせる必要がある。さらに時間があれば,昨日海外のユーザからやってきたradarchart()関数への機能追加リクエストに応え,ついでにEpidemiology: An Introductionに載っているリスク差や率差など「差」系の効果指標とその信頼区間を計算する関数を実装してfmsbを更新したい。
- 週刊医学界新聞に載っていた広告を見て注文した,Trostle JA(著),木原正博・木原雅子(訳)『疫学と人類学:医学的研究におけるパラダイムシフト』メディカル・サイエンス・インターナショナル,ISBN 978-4-89592-727-7(Amazon | honto | e-hon)が届いた。原題はEpidemiology and Culture。著者は元々医療人類学の院生だった時に1年休学してMPHのコースで疫学に触れ,社会疫学が文化を扱うやり方が荒っぽいと不満をもったのが,このテーマに取り組んだ端緒だったらしい。多様性を重視するところ,人類生態学とも接点があると思う。どう決着をつけているのか,読むのが楽しみ。
- 10:00からの会議が終わって研究室に帰ってきたら,ソロモン諸島でM8の地震があったというニュースで驚いた。現地の人たちが心配だが,あまり詳しい情報が入手できないので不安。しかし不安がっていても仕方ないので,とりあえずは採点業務を続けるしかない。
- 15:00からと16:30からの会議も無事に終わった。が,仕事がさらに増えそうな見込み。
- Radio Australiaのtweetによると,サンタクルスの病院の看護師長が津波による死者が5人出たと語ったとか,3つの村が津波で破壊されたとか,恐ろしい情報が流れている。ちょうどホニアラに滞在中の日本人研究者から入ったメールによると,ホニアラでは大きな津波被害はなかったそうだが,マーケットでは多くの人が逃げ惑っていたとのこと(SIBCの職員は英Guardian紙の取材に答えて,人びとは穏やかでパニックは起こさなかったと答えているが)。午後は会社や政府の事務所も閉まっていたそうなので,おそらく政府もまだ正確な情報を把握できていないという状況ではなかろうか。被害を受けた方々には大変気の毒だし,国際赤十字やソロモン諸島政府が義援金受付窓口を設けてくれたら協力したいと思う。
- 新年度の大学院講義の科目名を英語で連絡するといった作業が入ったり,電話連絡に答えたりしていたこともあって,採点はまだ半分くらいしか進んでいないが19:00を過ぎてしまった。ここからペースを上げよう。
- が,結局終わらないままに20:05を過ぎたので,中断して帰途に就き,直通終バスに乗った。
- ワンセグでサッカーラトビア戦を見たら3対0でリードしていて,そのまま終了。かなり選手が交替した後だったが,ほぼ日本がボールを支配していて,格が違うという感じだった。
- 家には直輸入したMaria Schneider Orchestraの"SKY BLUE"が届いていたので,早速聴いてみた。これは確かに,JazzといえばJazzだし,現代音楽といえば現代音楽だなあ。仕事BGMには意外に向いているかも。明日試してみよう。
- 結局fmsb更新はファイルを開くことさえできなかった。
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