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【第386回】 人類生態研究会・同窓会(2013年6月29日)
- 7:00頃に東京駅日本橋口到着。本郷三丁目に出て,先々週と同じく,なか卯で朝食。暑くもなく寒くもない。
- 能年玲奈が良く聴くというフレネシの『ゲンダイ』の1曲目「地球空洞説」は,まるでポータブル・ロックの曲のようだ。ポータブル・ロックの新作だと言われても信じてしまいそう。
- fmsbの更新などについて,統計処理ソフトウェアRについてのTipsを更新した。
- 冷静に考えてみると,昨夜のセミナーで言われていたことは,英語論文のみならず,論理的な文章を書くときには日本語でも重要なことだから(木下是雄『理科系の作文技術』や結城浩『数学文章作法』にも書かれていたような気がする),本質は日本語と英語の違いではないと思う。そこはmisleadingだったかも。
- 研究会の前,3時間ほどフリーな時間があったので,集会室を借りて久しぶりに(!)集中して論文の原稿を打てて楽しかった。何とかこういう時間を日常的に捻出できるようにしたい。
- 研究会は,豪雪地帯での2地域間での身体活動量の違いを雁木通りの有無と関連づけて検討した発表から始まり,PNG高地人のタンパク摂取が少ないのにタンパク欠乏になっていない謎を解くための研究の一環として行われた,培養大腸内皮細胞を通してfecal waterが様々な組織細胞にもたらすエピジェネティックな影響の研究(大変面白かったが,個人内の差をどう考えるのか,大腸内皮細胞のgenomicな性質が影響しないのかが気になった。今回の研究に限って言うと,そこはout of scopeのようだったので,研究テーマ全体への貢献は傍証的な感じ。いろいろ難しいのはわかるが),休憩を挟んで,バングラデシュとカンボジアのヒ素汚染研究(ヒ素が毒性を発現する生物学的なメカニズムから,フィールドでの魚の同定とか雨水タンクとされているものからヒ素が検出された話に至るまで,「生活丸ごと調査感」が実に人類生態学的で,さすが姫野さんであった),最後のエコチル調査の現況報告まで,大変充実していて興味深かった。
- その後,ココゴローゾで行われた同窓会も料理も美味だったし楽しかった。この2年以内に教授になった人はスピーチするように,と突然振られて,ぼくを含む4人……と思ったら,一昨年教授になった今井さんも喋らされたので5人がスピーチをした。ぼくの次に喋った山内さんの話を聞いていて,ぼくも日本語での分野名こそ国際開発だけれども,英語ではwebサイトではSustainable Development and Human Ecologyと書いているという話をすれば良かったと後悔した。
- 人類生態の集会室で2次会をするという話だったが,22:30東京駅発の夜行バスに乗り遅れるのが怖かったので,御茶ノ水まで歩いて東京駅へ。21:45頃到着。飲み物を買ってメール送受信してからも暫く時間があったが,予定通り乗車できた。
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