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【第595回】 院生の相談とかゼミとか追再試問題作りとか(2014年2月10日)
- 今日もGoosehouseの「Good Morning」と土岐麻子「Awakening」で6:00起床。
- 冷凍ハンバーグを解凍し,冷凍野菜と一緒に炒めてケチャップをかけたおかずと白米:玄米を2:1で混ぜたご飯の朝食。
- 往路バスは3番の予定。
- 通勤路で聴く音楽として,これまではアルバム単位の指定をしていたが,ふとプレイリストを使ってみようと思い立ち,「前向き」というリストを作ってみた(まだ追加するかもしれないが)。これまで入れた曲は以下の通り。
- Nokko『The Nokko "story"』からエンディング曲「星の見えない夜」,
- 川本真琴『願いがかわるまでに』から「FUNCTION」,
- Ayuo & Hiromi Ohta『Red Moon』から「Beyond the Night」,
- 森恵『いろんなおと』から「涙のプール」と「Brand New Day」,
- 土岐麻子『HEARTBREAKIN'』から「Awakening」,
- その土岐さんがいたバンド,Cymbals『Anthology』から「My brave face」,
- MISIA『Super Best Records』から「明日へ(15th ver.)」,
- 大森靖子『絶対少女』から「展覧会の絵」と「あれそれ」,
- Noon『Smilin'』から「Smile」,
- Goosehouseは佳曲がたくさんあって選びがたいが『Sing』から「バーチャル#9」,『Sky』から「ぱっつん」,『Soundtrack?』から「今,走れ」の3曲,
- 現在もメンバーの竹澤汀『点と点のあいだ』から「まだ真っ白な」,
- 元メンバーの神田莉緒香『I like it』から「オーケイ」,
- さだまさし『天晴』から「道化師のソネット」,
- スガシカオ『PARADE』から「Progress」,
- 忌野清志郎『青山ロックンロールショー』から「JUMP」,
- 中島みゆき『大吟醸』から「ファイト」,
- 尾崎豊『ALL TIME BEST』から「十七歳の地図」,
- そして,寿『寿魂』から「前を向いて歩こう」。
前にもやせ我慢の「上向き」より,弱さをさらけだした上で,それでも前を向いて歩いて行く「前向き」の方が強さを感じるとどこかに書いた気がするが,寿の「前向き」は,なかなか想定通りに行かない国際保健医療協力の現場なんかでも応援歌にしたらいいんじゃないかと思うくらいいい曲だと思う。
- というわけでテンションを上げながら3番のバスで出勤し,まずは公衆衛生学の試験結果についての掲示の手配。ミニレポート点を加えて期末試験受験者全員合格としたが(期末試験高得点者はミニレポートも良く書けていたので,満点が5人も出てしまった),素点分布は正規分布に近くて,ちょうど偏差値+8点くらいの感じだった。試験範囲は広いが,もう少し取れて欲しかったところ。結局,病欠の1人だけのために追試問題を作らねばならないのだが,まあ仕方ないか。
- 10:00に院生とアポがあったはずなのだが遅いなあと思っていたら,30分勘違いしていたとのことで,10:23に現れた。semをやろうとしているので理解に苦戦しているようだが,やってあげてしまっては院生のためにならないので,行き詰まったところでその都度,修正方法を教えるようにしている。時間がかかるが,絶対にその方が身につくはず。そういう意味ではProf. John Foxのチュートリアル論文は良くできていて,理解せずに機械的に使おうと思っても使えない。敷居が高いという意見もあるかもしれないが,semなど敷居が高くていいのだと思う。そういう意味では因子分析も敷居を下げるべきではないのかもしれず,石田先生の弁当屋本第2巻は,窓を広げただけで敷居は下げてないので正しいあり方なのだろう。もう少し,本当は敷居が高いモノなんだよという説明があるべきかもしれないが。
- 明日が祝日であることに気づいた。いろいろ仕事が立て込んでいるので出勤するが,捺印はしなくていいということだな。産業衛生的には大きく間違っている気がするが。国民の祝日に関する法律の中で日付が指定されている,元日(1月1日),昭和の日(4月29日),憲法記念日(5月3日),みどりの日(5月4日),こどもの日(5月5日),文化の日(11月3日),勤労感謝の日(11月23日),天皇誕生日(12月23日)と違い,何月第何月曜という形で指定されている祝日とも違って,建国記念の日は「政令で定める日」であって,内閣府が昭和41年に出した政令で2月11日に定めているだけだから,比較的簡単に変えられるのだが,現内閣は変える気ないだろうなあ。月曜にしてしまった他の祝日よりも,よほど根拠が薄い祝日だと思うんだが。気になって検索してみたら,制定の経緯について,非常に興味深い論考が見つかった。
- ああ,やばい。某学会の編集委員会から査読プロセスを進めるよう催促が来てしまった。やらねば。
- 日本人口学会からは地域部会案内をwebに掲載するようにという依頼メールが来た。こっちの方がすぐできるな。しかし,まだ追試験問題作成が終わっていないので,そっちが先だ。
- 漸く追試験問題が完成したら19:00直前だった。そこからは卒業研究希望の学生への対応,ゼミ,院生からの統計相談への応答,と飛ぶように時間が過ぎ,復路は湊川公園廻り終バスであった。
- ミズナとウインナーを茹でてケチャップを掛けたものとご飯という晩飯を食べた後,疲れ果てていて風呂にも入らず眠ってしまった。
- 川端君のナショジオ連載で,ハイパーソニック・エフェクトの6回目を読んだ。ハイパーソニック・エフェクトは,20kHzより周波数が高い,聞こえない音が脳の活動に及ぼす影響という意味で,この論文で命名されたもの。ちなみに20kHzより周波数が高い音は,普通は超音波と呼ばれ,英語もultrasonicだが,たぶんこの論文では,聞こえないのに影響するという効果を手垢が付いていない言葉で表現する意図で造語したのだろう。というか,「超音波の」ではなくて「音を超えた」効果と言いたかったのか。当時は脳の活動はPETで調べているが,今なら光トポを使うかなあ。閑話休題,記事内容そのものも興味深いが,熱帯雨林で可聴域より高い音を録音するのに,どんな機材を使ったのか気になったのでTwitterで訊いてみたら,やはり特注だそうだ。フィールドに測定機器を持って行ったときの故障しやすさを考えると,たぶんその辺,苦労したと思う。マニアックな苦労話があるんじゃないかと思ったが,そこは取材していないそうで少し残念だった。
- ちなみにガムランには高周波成分がふんだんに含まれていて,最初の論文で使われたのもガムランだったそうだが,その論文の筆頭著者が芸能山城組の主宰の方だったことも,個人的に驚きだった。今から30年以上前,同じ高校の友人の彼女がお茶大生で芸能山城組に入っていて,確か2回,練習に付き合わされたことがある。腹の底から大声を出すとか,バリ島の踊りとかやってみたが,思えばあれは自分にとって最初の異文化体験だったのかもしれない。思い返してみれば,ガムラン風の音楽が演奏されていた気がするし,独特のトランス感覚があったような気もするが,古すぎる記憶なので本当かどうかわからない。
- あと,超音波は鼓膜から聴神経という経路では伝達されないはずだけれど,1曲全部くらいの長い時間の曝露だと20kHz以上をカットした音源と高周波も入っている音源とで有意に異なる効果が出たという結果から,おそらく伝達物質によってゆっくり伝わるのではないかという話だが,骨伝導とかはどうなんだろうというのも少し気になった。聞こえ方というのも,少し思い当たることがあって,最近やっている1週間や2週間のフィールドワークで携帯電話も持って行ったりしていると感じないが,以前,1ヶ月以上,電話はもちろん,ガスも水道も電気もない村にフィールドワークに行って帰ってきた直後に,音楽の聞こえ方が違うと感じたことが何度もあった。数日で慣れて違和感は消えるのだが,帰国直後は,こんなにペナペナな音だっけ? と確かに感じた。あれは,ひょっとすると熱帯雨林で高周波音に曝されてきたからだったのか?
- 奥村さんの,東京の大雪は土日が多いのか調べてみたを見て,Twitterでいくつかコメントした。確かに多いと言えそうだが。
- ドラゴンズ公式tweetで,「【ドアラデビュー20周年「誰も知らなかったドアラ学」発売】ついに発表!デビュー20周年を迎えたドアラを徹底解剖した書籍「誰も知らなかったドアラ学(決定版)」が発売されることとなりました。みなさん、よろしくお願いします。(い)http://dragons.jp/news/2014/14021001.html」と書かれていた。スマホのストラップさえドアラマスコットにしている以上,これは買わないわけにはいかない。
- Goosehouse・わっしゅうが資生堂のCF曲をLUHICAという方とデュエットするそうな。feat. NABEでなくて,feat. わっしゅう,として欲しかったなあ。
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