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【第601回】 札幌出張(2014年2月16日)
- 6:30にGoosehouseの「Good Morning」で起床。昨夜の残りのドライカレーを温め直して朝食。
- 葛西選手の銀メダル獲得は素晴らしいと思う。レジェンドといえば,プロ野球で言えば山本昌投手,サッカーで言えば三浦知良選手に匹敵するベテランということだが,別に年齢補正があるわけでなく世界で2位なのだから大変なことだ。他の選手もそんなに悪くなかったので,団体もメダルが獲得できそうな感じ。
- 一段落付くまでデータ入力をしたら,7:44になってしまった。もう某査読結果入力のサーバは稼働再開しているはずだが,時間的に2番のバスに微妙なので名谷に出勤してから入力しよう。印刷しておきたい資料もたくさんあるので,家から直接神戸空港ではなく,大学経由にする。
- というわけで,いくつかの資料を印刷してから,三宮経由で神戸空港に来た。ボーディングまでの間,某査読仕事を少しだけしたが,終わらなかったので一時保存してログアウトした。
- 新千歳空港にはほぼ定刻に着き,エアポートライナーで札幌に着いたのが14:30頃だった。駅北口のラーメン屋で味噌ラーメンを食べてから宿にチェックインし,某査読仕事を完了。
- 飛行機とエアポートライナーで随分読み進めたので,残りわずかとなっていた,中村安希『食べる。』集英社文庫,ISBN 978-4-08-745155-9(Amazon | honto | e-hon)を読了。内容紹介としては森枝卓士さんの解説が的確と思うが,世界を旅する中村さんが旅先で「食べる」経験を通して何を見聞きしたのかという16話からなるルポであった。これは食べたいと思わせるものから,ごめん被りたいと思うものまで(冒頭のインジェラからして,いきなり「ゲロ雑巾」とかいう形容をしてくる。しかも,ファーストコンタクトが如何にひどかったかを,南京虫に食われたエピソードと絡めて印象づけるだけではなく,いつの間にかその魅力に惹きつけられて,それを食べるためだけにエチオピアを再訪したとかいうエピソードでフォローしてくる),世界各地で食べたり飲んだりしながらいろいろな人と出会った話にひきこまれる。2011年に出た単行本の文庫落ちに際して,新たな話を加え,再構成したとのこと(たぶん第15話が本来の最終話だったと思われる。宴を締めくくったグルジアの一家の主の言葉が,人が「食べる」物語の締めくくりとして最高に決まっていた)。『インパラの朝』も読んでみたくなった。
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