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【第788回】 某所見学とか(2014年9月17日)
- 新大阪に6:30頃着き,JR快速で神戸まで行き,各駅停車に乗り継いで新長田へ。地下鉄で名谷に着いたのは8:00過ぎだった。
- 学生の飛び入り相談があったので危うかったが,電話でお呼びがかかって某所見学。決して遊びではなく,これも業務の一環。昨日発売の週刊アスキー連載ルポ漫画「カオスだもんね!PLUS」の「アクアラインの秘密」を思い出した。
- 今度の土曜日は名谷キャンパスで2時間の停電があるので,WER-Jサーバを自動停止させねばならない。CentOSなので,ここに書かれているように,UPSとUSB接続しておけば停電で自動停止し,通電で自動起動するようにもできるはずだが,今回は計画停電なので,atコマンドで指定時刻にshutdownさせることにした。まずdateで現在時刻を確認したらずれていたので,ntpdateコマンドで神戸大学のntpサーバに同期させ(ついでに/etc/ntp.confを編集してからservice ntpd startし,chkconfig ntpd onしてから),at 9:50 Sep 20として出てくるプロンプトにshutdown -h now &するだけ。通電で自動起動するかどうかはBIOS設定次第なので,もしかしたら自動起動してくれるかもしれないが,ダメだったら月曜朝に手動で電源ボタンを押さねばならない。その場合は,そのときにBIOS設定を変えよう。
- 大学のサーバだと定期的に停電したりネットワーク停止するのは仕方ないところで,個人のwebサイトを私費でレンタルサーバを借りて運営するようにしたのは,その影響を避けるためという理由が大きい。とくに東日本大震災後の計画停電の時はさんざんだった。まあ,大学ドメインの方がもちろんコンテンツの信用されやすさは高いのだけれども。
- 直通終バスで帰宅。
- 今夜のドラゴンズは,大野-又吉-福谷という投手リレーで1失点に抑え,堂上直倫選手のセカンドゴロと高橋周平選手の犠牲フライで2得点という,前夜に続く若手の活躍で勝った。堂上直倫選手にもう1本出ていれば,もっと楽な展開になっていたと思うが,希望が持てる試合で良かった。
- 平谷美樹『蘭学探偵 岩永淳庵』実業之日本社文庫を読了。この作者の作品を読むのは傑作ジュブナイル『君がいる風景』以来だと思って買ってきたが,実はこの連作短編集の第1話は,ジェイ・ノベルの理系小説特集で既読だった(ついでに書いておくと,現在発売中の2014年10月号は医療小説特集で,『ランチ合コン探偵』水生大海さんのエッセイまで入っているので,買いかもしれない)。あの話「高櫓と鉄鍋」の続編+書き下ろしで文庫化されたのだな。解説にも書かれているように,芸者に食わせて貰っている蘭学者という主人公の設定が上手いし,推理の聞き役としてはワトソンのようでもあり,腕の立つ用心棒としてはバルサのようでもある豆吉さんの,気っぷの良い辰巳芸者らしい台詞回しも上手いと思うが,この連作短編の最大の特徴は,江戸時代でも成立するサイエンスネタの安楽椅子探偵ものだという点である。そんなに凝ったネタではないが,気楽に読めて,しかも実際に江戸時代の話として考えても無理がない。続編が出たらまた読んでみたいと思った。
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