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【第947回】 院生相談とか世界展開会議とか(2015年3月11日)
- 6:00に目覚ましが鳴っていったん起床したが,椅子の上で1時間ほど眠ってしまった。冷凍ハンバーグを解凍し,ベルギー産冷凍野菜と一緒に炒め,ケチャップを掛けて朝食のおかずにした。往路バスは4番。
- 月刊トレーニング・ジャーナルの4月号をご恵贈頂いた(いつもありがとうございます>編集長)。特集は「トレーニングに変化をつける」で,それも面白そうだったが,今回は他の何よりも,コンディショニングTips-21の「体組成」という記事が大変興味深かった。ぼくも北大の山内さんとか高崎経済大の河辺さんとか,その筋の専門家と共同研究をしているので,anthropometryの技術の重要性はよくわかっているつもりだが,ISAKによるanthropometristの認定コースが開講されている(例えば,2月に実施されたこれとか)とは知らなかった。体組成については,国立健康・栄養研究所の松村さんが書かれた記事が詳しいが(ただし,アイソトープ希釈法の説明でD2O希釈法が説明されているが,たぶん二重標識水(DLW)法の方が優れているはず),今回の記事には測定点が写真入りかつ日本語・英語併記で示されているのが素晴らしいと思った。
- 昨日は帰宅が遅かったので,NHKの特集ドラマ「LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと」を見ることはできなかったが,兵庫県と福島県では15日日曜13:05-14:45に100分の特別編集版を放映するそうだ。今度こそ録画しよう。
- Web EquationについてのGigazineの紹介記事。大変興味深い。スタンドアロンなソフトは提供されてないのだろうか。
- 『これ論』究極の大改訂版についての,共立出版のtweetから,意気込みが伝わってきた。
- ミズノのランナー用スカウターについてのEngadget Japaneseの記事。格好良すぎる。値段とバッテリの保ち次第では欲しいかも。
- 午前中に院生相談が1件,その後は世界展開力強化事業の会議が昼まで。食パンとサラダとハムででサンドイッチを作って昼食を済ませた。午後は某学会仕事がいろいろ。メールの返事もいろいろ。締め切り原稿もあるのだよなあ。
- 午後に予定されてた院生相談は,院生が体調不良ということでキャンセルになった。とはいえ,ずっと研究室にこもって上記いろいろな仕事をしていたので,予定自体はあまり変わらない。
- あっという間に20:00を過ぎたので,帰らねば。
- 明日は問題のあるレストランの第9話がある。第10話ではきゃりーぱみゅぱみゅが客として登場してレストランのスタッフと一緒になってCupsをやるそうだが,ますますAnna KendrickのCupsへのオマージュだな。そういえば,第8話の冒頭,五月と高村の出会いのシーン,図書館で棚越しに顔を合わせて微笑んでしまうという演出が,Pitch PerfectでBecaとJesseが大学のFM局でアルバイトをし始めて,レコード棚越しに見つめ合う演出を思い出させた(Pitch Perfectの方はJesseが顔写真がジャケットになっているLPを次々に選んで自分の顔の前で見せるので,最初は仏頂面だったBecaが思わず笑ってしまうというオマケまでついていたが)。たぶん間違いなく,演出の誰かがPitch Perfect好きだな。というか,そもそもPitch Perfectのストーリーが,問題のある女声アカペラグループであったBarden Bellasが心を通わせて練習を積み,ライバルの男性グループ(決して悪党じゃなくて,途中でスカウトされたとかで仲間を捨ててどこかに行ってしまったリーダーを除けばいいヤツばかりなのが「問題のあるレストラン」とは違うが)に大学アカペラ大会で勝つ話だったから,「問題のあるレストラン」が深い意味でPitch Perfectへのオマージュであっても不思議はないのだ。他人の気持ちに無頓着だったヒロインBecaがJesseに教えて貰った映画を見て涙を流し,他人を思いやれるようになることが,Barden Bellas再生の鍵だったから,まさに通底する作品テーマと言える。なお,CupsをやりながらAnna Kendrickが歌っているWhen I'm goneは,Pitch Perfect 2のOfficial Trailerでも歌われているから,Pitch Perfectの制作陣も好きな曲なんだろうと思う。いい曲だし。
- メルケル首相の訪日に関するドイツの新聞記事を邦訳したブログ記事は読み応えがある。
- バンビーノというお笑いの人たちがやっているダンシングフィッソン族の狩りのコント,通称「ダンソン」というネタは実は深い背景がある。おそらく,踊りで獲物を誘い出す原型は,天照大神が天岩戸に篭ったときのアメノウズメの舞だと思う。遡ればインド神話やギリシア神話にも同じ原型があるらしい。槍を持って狩りをしているシチュエーションで,槍では仕留められないような大物に対して踊りを使うという展開がいい。さらに,大物ほど用心深くて捕らえにくいというのもリアリティがあり,ハンターの方が試行錯誤によってうまい捕獲法を見つけるのもいい。実際,狩猟採集を生業とする伝統社会において,儀礼としての踊りを実践している部族は多く,オロチョン族の斗熊舞は,ちょっとこれに似ていると思う。ちょっと話は違うが,狩猟の様子を表現する踊りとして,長崎の鳥刺し踊りはインパクトが大きかった。あと,「ダンソン」はフランス語で踊ろうという意味だと本人たちが言っていた。「踊ろう」なら"On va danser?"というのを講義で習ったが,たぶんNous dansonsで主語を省略するのもありなのだろう。なお,バンビーノは「オサレもん」で見たコスティーナ兄弟のパーティジョークネタも大変面白かったし,他にも引き出しありそう。
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