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【第1075回】 暑い日に学部オープンキャンパス(2015年8月7日)
- 6:00起床。既に暑い。今日は午後に学部オープンキャンパスで検査技術科学専攻の担当日だが,たぶんとくに自分に割り当てられた仕事はないはず。ベーコンと高菜をご飯に載せて朝食。
- 夜中に届いていたR-develメーリングリストのやりとりを眺めていたら,R-3.2.2(コード名Fire Safety)は,既にベータ版が入手できるようだ。明日がRCのリリースで,14日が3.2.2のリリース予定。とはいえ,基本的にメンテナンスリリースだが,目に付いた変更点は,--internet2オプションがデフォルト動作になるのでオプションとしては不要になることと,これまでNaNを返していたqt(*, df=Inf, ncp=.)がqnorm(*)を返すようになったということか。
- 3番のバスで出勤。
- 索引付けをしつつ,奥村さんの美文書第6版を読んでupLaTeXの使い方をだいぶ改善してクロスリファレンスができるようにしている途中だが,医療保健統計学・疫学特講IIのテキストを更新したのでアップロード。
- 院生の相談に乗るとか書類を作るとかしていたら21:00近くなってしまった。まだ途中だが洗濯もしたいし帰るか。
- 今日の甲子園は山梨=静岡の隣県対決が壮絶な打ち合いで,ルーズヴェルト・ゲームだったのは,観客は面白かっただろう。静岡高校の初戦敗退は残念だが,きっと2年生エースは来年また甲子園に帰ってきてくれるだろう。
- radikoのCBCでドラゴンズ戦を聴いていたら,オーストラリア出身で香川オリーブガイナーズから来たネイラー投手がヤクルト打線を手玉に取り,さらには自らホームランを打ってしまうという大活躍で素晴らしかったが,それ以上に解説の小松辰雄さんが上田西の草海投手(名前は覚えていなかったが)を高く評価していたのが嬉しかった。
- 復路バスで,朱野帰子(あけの・かえるこ,と読むそうだ)『海に降る』幻冬舎文庫,ISBN 978-4-344-42385-5(Amazon | honto | e-hon)を読了。JAMSTECが全面協力し,実際に〈しんかい6500〉を使って撮影中の有村架純主演ドラマが10月からWOWOWで放映されるとのことだが,是非見たいと思う話だった。青春小説であると同時に,海洋科学小説としてのsense of wonderに満ちていて,一粒で二度美味しい,まるで川端裕人小説を読んでいるかのようだった(若干のテイストの違いはあるが)。でもフィクションだからなあと思っていたら,解説を書かれている外崎瞳さんは実際に〈しんかい6500〉のコパイロットで(本書のヒロインのモデルというわけではなく,作者は外崎さんの存在を知らなかったそうだが),イベント運営や海底資源,深海生物についての描写は現実に合っているとのこと。川端君の科学小説群がそうであるように,現実から虚構への飛翔が素晴らしい作品だった。しかしそういえば,そろそろ川端君にも新しい本格科学小説を書いて欲しいなあ。『雲の王』の文庫化はあったが,やはり新作が読みたい。ナショジオの連載からヒントを得て書いていたりしないんだろうか。
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