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【第1114回】 後期六甲台4コマ講義始まり(2015年10月1日)
- 昨日と同じく6:10に「エンドルフィン」で起床。今日は六甲台で4コマ講義。
- 7:50頃のバスで三宮に出て阪急で六甲へ。肌寒い日なのだが,やはり坂を登ってGSICSに着いたら汗だくになった。
- 午前中はオリエンテーションと自己紹介を兼ねたこの夏の過ごし方報告,午後は疫学特講のオリエンテーションと割り当てがすぐに終わったので,環境保健学特講を時間を繰り上げてやった後,名谷キャンパスへ移動。
- この週末のうちに研究費申請の仕事を少しは進めなくてはいけない。あとはwebサイトの教育関係のページの更新作業が必要。たぶん今日は終わらないうちに直通終バスの時刻になってしまいそうだが。
- 研究費申請といえば,8月末から新聞取材を受けたりしている「妊娠しやすさ」というか「見かけの受胎確率」の件で1つアイディアはあって,ともかく現代日本のデータが欲しいので,Rothmanがやったような調査をすればいい。妊娠中でなく避妊していないカップル(生殖補助医療を受けていないか,受けているかどうかを区別できることも必要)に完全匿名でwebで生年月(日は不要)とBMI(あるいは身長と体重)と前回出産日(まだ出産がない場合はパートナーシップ開始日あるいは結婚した日。厳密には妊娠を意図した性交を始めた日にすべきだが難しいので,これらの値で代用するしかない)など(できれば性交頻度の情報も欲しいが,いくら匿名でもそこは難しそうだから,なくてもいい)を登録してもらい,IDとパスワードを発行して,妊娠したときと子供が生まれたとき,または避妊を始めたときなどpopulation at riskから外れた時に再度ログインして貰って妊娠日と出産日を入力して貰う(BMIは変化するから毎月1回くらいのペースで入力して欲しいが)というhtmlやcgiを作ることは簡単だし,たぶん協力してくれても負担はほとんどないと思うし,それで1万組くらいの(たぶん生殖補助医療を受けていない組だけでそれくらいは必要)カップルの3年間くらいのデータが取れれば,現代日本における年齢別やBMI別の見かけの受胎確率は推定できるし,それができたらJEとかAJEとか,ひょっとするとProNASレベルのいい論文が書けるには違いないのだが,3年間も協力してくれるカップルを1万組集める点についてノーアイディアなので申請できない。その他の部分はほとんど金をかけずにできるので,例えば挑戦的萌芽研究で3年間で500万円未満の研究費を,ほぼ全額協力者への謝金を含む人集めに使ってもいいので(とはいえ,完全匿名でどうやって謝金を払うのかというのも難しい問題だが),何か人集めのいいアイディアはないだろうか。webアンケートをパネルでやってくれる会社がいくつかあるのは知っているが,たぶんこの目的には向かない気がする。とりあえず今回は挑戦的萌芽研究で申請したい別テーマがあるのでこれは申請しないが,人集めを担当してくれる誰かが申請してくれたらデータ蓄積用のhtmlとcgiを書くところと分析は喜んで分担するんだがなあ……。論文をファーストで書かせてくれて投稿料をその研究費から出してくれたらそれだけで十分ペイするし,何より自分が結果を知りたいので,誰かやりませんか?
- 直通終バスで帰途に就き,業務スーパーでいくつか食材を買ってから帰宅し,レトルトご飯を電子レンジで2分間加熱して刻みショウガをかけて晩飯。
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