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【第1225回】 雪が降らなくて良かった(2016年1月30日〜31日)
- 土曜は6:30起床。SkyMarkのサイトで運航情報をチェックしたら通常運航とのことだったので,7:00過ぎに息子のアパートを出て予定通り羽田に向かった。天気予報では雪の可能性があり,欠航したら急いで新幹線など代替手段を考えなくてはならないところだったので,飛んでくれて良かった。SkyMarkのゲート近くのレストランで温かいそばと小天丼のセットで朝食を済ませ,機内では本川達雄『人間にとって寿命とはなにか』角川新書,ISBN 978-4-04-082050-7(Amazon | honto | e-hon)を読んでいた。序盤はナマコの面白さを熱く語っているのだが,確かにユニークで面白い。ただ,生物学者が時間について書いた本だから突っ込んでおくと,147ページに概日周期が動物により24時間から少しずれていて「ヒトでは約25時間」という古い情報を書かれているのはいただけない。三島和夫・川端裕人『8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識』日経BP社,2014年1月刊,ISBN 978-4-8222-7438-2(Amazon | honto | e-hon)で,睡眠の専門家である三島先生が詳細に説明されている(pp.70-94)ように,25時間と思われていたのは光曝露による調節を無視した実験だったからで,1999年にScienceに掲載された論文で15ルクスくらいの微弱な光で生活して貰い,さらにその影響も除いて調べた結果,23.8〜24.7時間に分布していて,平均24時間11分(三島先生が同様の方法で日本でやった結果でも平均24時間10分)だとわかっている。なかなかすべての知見について情報をアップデートしておくのは難しいことだが,ここは押さえておいて欲しかったところ。
- ほぼ定刻に神戸空港に着き,三宮経由でJR六甲道へ。三宮のダイエーでワイシャツと靴下を購入。JR六甲道からバスで神大正門まで行き,GSICSの大会議室に着いたのは12:00直前だった。用意されていた弁当を食べ,ワイシャツに着替えてネクタイをしてから大学院冬期入試(要は夏の入試で辞退者が予想以上に多かったために行うことになった二次募集)の口頭試問に臨んだ。1人当たり約30分,試験官の方は3人いるから交互に喋ればいいのだけれども,受験生は1人で30分,いろいろな角度から飛んでくる質問に答えるために集中し続けなくてはいけないから大変だろうと思う。
- 19:00までには判定会議が行われるからそれまで待機ということになった。ちょうど修論を手直ししている最中なので院生2人を研究室に呼んで質疑をしながら修正作業。17:30頃に判定会議が始まるという連絡が入ったのでいったん抜けて会議に行ってきたが,その後21:00近くまでやって,多少目処が立ったかなという感じ。
- 復路はJR六甲道まで歩き,神戸駅のスーパーKOHYOで食材を買って終バス1本前。帰宅後に豚肉細切れと野菜の炒め物を作り,インスタントラーメンに載せて晩飯。
- 日曜は7:00起床。早く出発するつもりだったが,着るものがなくなってきたので洗濯して部屋干しし,米を研いでタイマーセットしてから日曜5番のバスで出勤。修論指導の続きもたぶんあるのだが,まずは明日の講義資料を作って印刷せねば。レポート採点と集計もしなくてはいけないので,たぶん湊川公園廻りの終バスになるかな。
- で結局は,LibreOfficeを5.0.4.2にアップデートするなどの作業もあって,講義資料まではできたが,GSICSの院生の修論指導に21:45までかかったので終バスに間に合わなくなり,仕方ないので名谷駅からタクシーで帰宅。晩飯は白いご飯とイカ明太と冷や奴。
- 好きな音楽についてのページのLittle Glee Monsterのところを更新した。風呂を追い炊きしている間に残っている仕事を少しでも進めようと思ったが,力尽きて風呂が沸く前に眠ってしまった。
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