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【第1227回】 修論審査そのほか(2016年2月2日)
- 目が覚めたら7:00を過ぎていた。慌ててご飯に木綿豆腐を載せてイカ刺し明太子を載せたものと,インスタント味噌汁(最近よくいただく,具が麩にくるまれているもの)で朝食を済ませ,昨夜沸かしたけれども入らずに眠ってしまった風呂に入り,4番のバスで出勤。
- 名谷駅で昼食用にパンを買い,ちょうど友が丘中学の前まで行くバスが来たので,それに乗り継いで行った(神戸市バスは1本目を降りてから2本目を降りるまで1時間以内の乗り継ぎは210円割引になるので,この場合は無料で乗れるのだ)。9:30からラボ系の修論審査を1つ済ませた後は溜まっている仕事を進める。
- 修論と言えば,昨日提出だったGSICSの修論の指導をしていて,相対値と順位の関連を見るための散布図を描く方法で少し困ったのでメモしておく。十数種類のモノについて数十人の対象者にある軸での順位と,別の軸での0〜100%の相対値をつけて貰い,それぞれのモノについて順位と相対値の関係を見るための図を描こうとすると,どうしても散布図では重なりが出てしまって様子がわからない。さりとて普通にstripchart()で描こうと思うと,無い順位が詰まってしまって,ほぼ全員が高い順位を付けたモノと,ほぼ全員が低い順位を付けたモノの違いが図の上で一目でわからない。つまり別々のモノについて,共通の順位軸を与えたい。こういう場合は,順位をそのまま数値としてstripchart()に与えるのではなく,factor(levels=)を使って要因にしてしまえばよい。例えば,
x1 <- sample(1:6, 100, replace=TRUE)
x2 <- sample(10:15, 100, replace=TRUE)
y <- sample(1:10, 100, replace=TRUE)
layout(1:2)
stripchart(y ~ factor(x1, levels=1:15), vert=TRUE, method="jitter")
stripchart(y ~ factor(x2, levels=1:15), vert=TRUE, method="jitter")
とすれば良い。
- もう1つ昨日tweetしたことからメモしておく。気象庁が発表した世界の年平均気温の推移について,Rでweb上の表からデータをスクレイピングして図示するコードはXMLパッケージを使えばとても簡単で,数行で済む。たぶん数値が更新されてもコードは書き換えずに新しいグラフが作れるはず(なお,グラフの縦軸は基準値からの偏差なので注意。実際の値には意味が無いそうだ)。
世界全体についての回帰直線を追記したいなら,abline(lm(x[,2]~as.integer(strtrim(x[,1], 4))), lty=1, col=1) でいいし,x[,2]をx[,3]にすれば北半球,x[,4]に変えれば南半球の回帰直線が描ける(重ね描きしていくなら,もちろんltyとcolもそれぞれ2と3にする)。もう少し真面目に時系列データにするならこうか? こうしておけば,library(forecast); plot(forecast(auto.arima(z[,1]), h=50))で世界全体の今後50年の幅付き予測とかもできる。
- 東大人類生態の梅崎さんのこのtweetを見て,amazonで『つい誰かに教えたくなる人類学63の大疑問』(講談社)を注文してしまった。
- 国際保健学の自分の担当分のレポート採点を漸く完了。凄く深く考えて書いてくれたレポートもあって,採点しがいがあった。それだけに時間が掛かってしまったが。
- 直通終バスで帰宅し,キャベツとセロリと豚肉を炒め,高菜のせご飯と合わせて晩飯。
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