【第1430回】 土曜も出勤して仕事，マンドリルカレーが美味だったこと，日本シリーズ第１戦感想，『スモールワールド・ネットワーク』について，等（2016年10月22日）
- 6:00にアラームが鳴って起き上がったが眠いので二度寝したら，大地震に襲われる悪夢を見て6:29に目が覚めた。昨日からの地震の影響だろうが，心底恐ろしかった。夢で良かった。
- 洗濯機を回しながら風呂に入って髪を洗い，昨夜の残りを朝食にして，洗濯物を部屋干ししてから出勤。レポート整理とか月曜の講義資料作りとか，某webサイト作りとか，科研申請書作りとか，やらねばならないことがたくさんある。
- 出勤途中で名谷PATIOに寄って，弁当屋の奥にあるイベントスペースに4日から18日まで２週間だけ出店しているという（ことだったのだが，何故かまだ出店していてラッキー），マンドリルカレーで牛すじ肉カレーとタンドリーチキンとライスのセットを購入。500円という値段が信じられないほど，量も質も十分。弁当屋がメチャクチャ混んでいて，すぐ隣のここが空いていたので買ったわけだが，大正解だった。
- 午後は月曜の講義資料作りをだいたい済ませた。が，レポート整理をしたら，いろいろと答えなくてはいけない質問などが書かれていたので，その返答も資料として作って一緒に配ってしまおう。明日かな。
- プロ野球日本シリーズ第１戦は悪天候のせいか大谷投手が本調子でなかったとはいえ，ダブルスチールで先取点を挙げ，松山選手，エルドレッド選手とソロホームランで合計３点を奪ったカープの攻撃が凄かったといえようか。しかしファイターズもヒットは出ているので，つながりが良かったら，まったく逆の結果になっていたかもしれない。やはりどちらも強いと思う。
- ダンカン・ワッツ（訳：辻 竜平・友知政樹）『スモールワールド・ネットワーク〔増補改訂版〕：世界をつなぐ「６次」の科学』ちくま学芸文庫，ISBN 978-4-480-09737-8（Amazon | honto | e-hon）は，バラバシの『新ネットワーク思考〜世界のしくみを読み解く〜』NHK出版，ISBN 4-14-080743-1（Amazon | honto）（バラバシの本はスケールフリーネットワークのランダムリンクネットワークとの違いをきわめて明快に説明している）と並んでネットワーク科学ブームの柱となった本の文庫落ちだが，たんに文庫化されただけではなく，単行本の底本となった原著初版の１年後に出版されたpaperback版で追加された第11章も訳されており，単行本には入っていなかった索引と文献リストも入っているのが素晴らしい。文庫化はかくあるべし。文庫版訳者後書きを読んで驚いたのだが，バラバシの本も本書の単行本も，発売後２年間の売り上げが8000部で，それが類書より「ずっと多いのではないかと思われる」のだそうだ。良い本なのにそれしか売れないのかと考えると，科学書の出版状況が実に厳しいことがわかる。これとちょっと関連するが，11章にきわめて印象的な文章があったので引用しておく。
そう，人々は，友人が読んでいるのと同じ本を読みたがるのだ。なぜなら，そういう本は話のネタにもなるし，友達の気に入った本なら自分も気に入るに違いないと思うから。その判断の正否はどうでもいい。本がバカ売れするかどうかは（映画でもTVシリーズでも有名人でも同じことだが），本そのものの出来の良し悪しなんかより，誰が先に読んだかによって大きく左右されるのだ。要はネットワークだ，バカらしい！
- 21:50に研究室を出て妙法寺まで歩き，22:09の市営地下鉄で湊川公園に行き，終バスで帰宅した。
- 山菜炊き込みご飯に野沢菜昆布を載せて晩飯を済ませ，風呂に入ってすぐに眠ってしまった。
- 本日よりumin.netのメールサーバが応答していません。中澤への急ぎのご連絡がある方は，uminのアドレスではなく，それ以外のアドレスへお願いします（←日曜深夜に復活しました）。
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