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【第1446回】 3週間ぶりに英語4コマ講義の後,神戸駅の本屋で衝動買いした伊与原新『ブルーネス』が傑作過ぎた(2016年11月10日)
- 6:00起床。レトルトご飯を電子レンジ加熱し,生卵を掛けて食べた。ヨーグルトも食べた後で三宮経由で六甲台へ出勤。
- 公衆衛生学会と祝日で2週間なかったので,木曜の英語4コマ講義の辛さが身にしみる。疲れた。
- 19:00までフロンティア館で院生に頼まれた書類などの仕事をしてから帰途に就く予定。
- 結局,21:00近くなって帰途に就いた。JR六甲道までバスに乗り,神戸駅経由で帰宅した。
- SONGSの中島みゆき特集。偶然見たのだが素晴らしかった。番組後半で紹介された『前途』と,このSONGSでナレーションをしていた満島ひかりが歌う「ファイト」(番組中でも最初に何かのPVの形で流れた)が入っている『歌縁』を,つい予約購入してしまった。リトグリの次の曲は中島みゆき作詞作曲というのも良いかもしれない。あるいは,1月発売のメジャーセカンドアルバム『Joyful Monster』には英語詞のオリジナル曲が入るそうだし,本気で世界展開を狙うなら,今だったらボブ・ディランに作詞作曲をお願いできたら凄いのだが。流石に無理か。
- 神戸駅の本屋で衝動買いした,伊与原新『ブルーネス』文藝春秋,ISBN 978-4-16-390509-9(Amazon | honto | e-hon)を復路バスから読み続けているのだが,傑作過ぎて睡眠時間を削って読了してしまった。物語の骨格は,自分たちが信じる大きな目標に向かって,天才的な変人揃いの仲間を1人ずつ増やしつつ,旧体制や世間の圧力に耐えてgritし続けるサイエンティストたちの姿を描いている。大きなポイントは,戦わねばならないという先入観を捨てたら問題解決の糸口が見つかったという展開と,主人公自身は決して他の仲間のような天才ではないけれどもミッションにとってのキーパーソンであるところと思う。川端裕人『夏のロケット』と『竜とわれらの時代』を想起した。川端作品のファンなら必読。伊与原新は,『リケジョ!』『蝶が舞ったら、謎のち晴れ:気象予報士・蝶子の推理』と読んできたが,今のところ外れがない。
- 東京ドームでナイトゲームで行われていたWBC強化試合はメキシコに負けた。ただ,ドラゴンズから唯一選ばれている岡田投手が一死満塁のピンチで登板し,併殺打に打ち取って無失点と輝いたのは良かった。
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