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【第1675回】 講義や実習の準備を済ませねば,と思ったが……(2017年9月29日)
- 金曜は6:45起床。豚肉とカットシメジをオリーブオイルで炒め,麺汁と味醂で味付けしたおかずと,ベビーリーフとトマトとベーコンのサラダをポン酢で味付けしたものを用意し,レトルトご飯を電子レンジで加熱し,珈琲を淹れて朝食。珈琲の残りは水筒に詰めて大学に持っていく。
- 今日はとくに時間の決まった仕事はないが,来週から講義や実習が始まるので準備を済ませておかなくてはいけない。あとは科研費か。とはいえ,今回は海外学術の枠がなくなった(年明けまでsuspended)ので,本気で書く研究費はないのだが。
- Duncan Murdockの引退を受けて,"Duncan's retirement: who's taking over Rtools?"という[Rd]のスレッドが議論沸騰している。Microsoft R Openが受け皿という状況はRの言語としての独立性を保つためには良くないので,誰かがDuncanがやっていたことを引き継ぐべきという声が多い。大変な仕事だからなあ。
- 久々に直通終バスで帰宅。テレビをつけたら,関ジャニ∞のカラオケ王とかいう番組で,鈴木さんという高校生が素晴らしくソウルフルな歌唱を見せていたが,「逢いたくていま」は,ついリトグリのmanakaが11歳だったときの歌と比べてしまっていけない。鈴木さんも上手いが,11歳当時のmanakaの歌の方が,ぼくは感動する。たしか以前,この手の番組にリトグリを代表して芹奈が出ていたこともあった気がするが,いまのリトグリにとってカラオケの機械採点で高得点を取れることなど当然で,何のメリットもないから出ないんだろうなあ。
- 元東大総長の佐々木さんが,「首相の解散権が肥大することを予見できなかった,政党の中身がどうなるかを予見できなかった」と,かつて小選挙区制に賛成した自らの過去を後悔しているという報道があった。テレビと広告会社(とネット)による情宣が存在し,外交,経済,教育,環境,健康,人権,……と多面的な軸が存在する現代において,そうした軸のすべてが共通する政策集団としての政党が2つの大きなものに集約されることがありえないのは自明なので,政策集団としての政党は大きくなれないことも,ほぼ自明であろう。つまり,共産党や社民党くらいの規模にしかなれないというのは,当然の帰結である。2つの大きな塊が,政策という点でどちらも烏合の衆であるならば,大きな政党ほど得をする(後は,支持者の居住地域まで拘束できるレベルまで組織が固まっている政党や,地域ナショナリズムに訴える政党も生き残るが)小選挙区制が行き着くところは二大政党の交替ではなく,一党独裁に決まっている。だから,現状は小選挙区制の当然の帰結である。違う言い方をすれば,小選挙区制において大政党が圧倒的に有利になることが,政党が政策集団であるという前提を破壊するのは自明である。もし本当にそこに思い至らなかったとすれば阿呆としか言いようがないが,東大総長まで務められた方が阿呆とは思えないので,わかっていてやったのだろうし,一党独裁において党首に自制心がないと陥る(まあ,世界史上でも,陥らなかった指導者はカストロとホーチミンくらいかもしれないが),あまりにも酷い現状を見て責任逃れをしたくなったのだろうなあ,としか思えない。
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