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【第1737回】 洗濯してから出勤した翌日に長野へ行って温泉正月(2017年12月29日-2018年1月3日)
- 7:45起床。まずはプラゴミ出し。洗濯機を回しながらキャベツとピーマンとパスタを茹で,マリナーラソースを掛けて朝食。
- 洗濯物を干したら出勤予定。
- オイラーの素数生成多項式と幸運数(とヘーグナー数)の話,面白いなあ。類数という概念を知らないのでヘーグナー数とかベイカー・スタークの定理とかはわからなかったが,前半だけでも面白い。幸運数は,クイズや小説のネタになりそうだ。いや,何かで使われているか? 浜村渚シリーズにはキューティ・オイラーなんて登場人物がいるので,ネタになっていても不思議はないが,まだ読んだ記憶は無いなあ。
- 『民衆の敵』はドラマの視聴率が低かったそうだが,ノベライズ下巻も面白く,ドラマ最終回の高橋一生と篠原涼子がサシで論戦した,大変見応えあるシーンの迫力が良く再現されていた。で,察するに,ドラマの視聴率が低かった原因は,このストーリーのテーマそのもの,つまり民衆は政治に関心が無いということではなかろうか。
- 直通の終バス1本前で帰宅。明日から長野なのだが,これは査読原稿を持っていくしかないな。
- 土曜も7:45起床。100gのレトルトご飯を温めてなめ茸とパストラミビーフを載せて食べ,ヨーグルトにキウイフルーツを入れたデザートを合わせて朝食を済ませた。コーヒーを淹れて水筒に詰めてから長野行きの荷造り。
- 富士山女子駅伝というものが始まってしまい,熱い走りに目が離せなくなったので人口学会の仕事を家でやっている。終わってから長野に向かって移動開始。神戸駅から新快速で新大阪へ。新幹線で名古屋へ。特急しなの号で長野に着いたのは19:00頃だった。雪が積もっていたが天気は悪くなかった。
- 大晦日は松代荘,元日はうるおい館で温泉に浸って疲れをとった。久々に家族4人が集まって過ごした正月休みだった。2日は17:00発のしなの号に乗って神戸に向かったが,しなの号が45分ほど遅れたせいで終バスに間に合わず。長田から歩こうと思ったが荷物が多くて途中からタクシーに乗らざるを得なかった。日付が変わる頃帰宅。
- 3日は起きてから箱根駅伝を見ながら自宅で仕事をしていた。東洋経済のこの記事を読んでみると,箱根駅伝の青学と東洋の首位争いの見方が変わる。食材もないしプリントもしたいので,これから名谷キャンパスに出勤予定。
- バスの中で,長野往復でも読んでいた,旦部幸博『珈琲の世界史』講談社現代新書,ISBN 978-4-06-288445-7(Amazon | honto | e-hon)を読了。メールなどでは何度かやりとりしている(随分前に喫茶MLのオフ会で一度だけ直接お会いしたことがあると思う)旦部さんがブルーバックスの『コーヒーの科学』を書いた副産物として生まれた本。歴史上の固有名詞は苦手なのだが,世界各国の歴史上の人や事件が珈琲という横糸で繋がるのが大変面白くエキサイティングだった。エチオピア南西部がコーヒーノキの原産地であろうという話から,現在のような飲み物としてのコーヒーの起源がイエメンの「コーヒーのカフワ」で,これがエチオピアやソマリアでの嗜好品であるカートの葉を囓る習慣からの代替品であったろうという展開など意外だったがなるほどと思った。第二次ウィーン包囲のときのコルシツキーの逸話が後世の創作らしいがブルーボトル・コーヒーがそれにちなんで名付けられたとか,フランス革命のきっかけとなった演説がカフェのテラスから行われたとか,市民が議論をする空間としてのカフェやコーヒーハウスの役割とかナポレオンの大陸封鎖が玉突き的にコーヒー消費に与えた影響とか,どの話も大変面白かったし,栽培地の拡大と国際政治の関係の話も面白かったし,スペシャルティコーヒーとか最近のゲイシャの話なども流れが良くわかった。なお,巻末の文献リストは充実しているが,海外文献と海外翻訳がファーストネームのアルファベット順(普通はファミリーネームのアルファベット順)なのがちょっと珍しい。
- 湊川公園のCoCo壱番屋で晩飯を食べてから,いつものスーパーが営業していなかったのでローソン100でいくつか食材を買って帰宅。
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