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【第1759回】 人口学の仕事をする日だが成績評価も残っているなあ(2018年2月3日)
- 7:30起床。ふとテレビをつけたら阿川佐和子と藤竜也が対談していて,今日から公開される『東の狼』という映画の存在を知った。とても見たいのだが,しかし近いところでも枚方まで行かないと上映していないのか……。
- 素麺を茹でて食べ,コーヒーを淹れて水筒に詰めてから名谷キャンパスへ。今日こそは人口学会関係の仕事を進めなければ。
- 妙法寺でコーヒー豆と昼飯を買ってきた。よく考えてみると成績評価も大物が2つ残っていることに気付き,公衆衛生実習の評価をしたら21:00を過ぎてしまった。あとは国際保健(分担している先生方のうち,お二方からの評価待ち)と公衆衛生学のみ。公衆衛生学は試験が月曜だから,もちろんその後にしかできないのだが,毎回提出して貰っているミニレポートの評価を入力しておかないと大変なことになりそう。
- 『Rによる統計解析の基礎』と違って,『Rによる保健医療データ解析演習』は\usepackage{index}で独自拡張子をもつ索引ファイルを2つ(事項索引とコマンド索引)作っていたので,そのままではupmendexが索引ファイルを見つけてくれない状態だった。まず\usepackage{index}の前に\usepackage{makeidx}\makeindexを入れ,TeXworksの編集の設定でupmendexを使うタイプセットを2つ追加して,uplatexを2回走らせ,新規追加した2つのタイプセットを走らせ,最後にもう一度uplatexを2回走らせて,無事に索引が付いたpdfができた。ついでにUbuntuでのインストール法も追記したので,この新しいpdfに更新したが,現状では索引語にハイパーリファレンスが付かないという問題が残っている。\newindexで作った索引語にも\hyperrefのハイパーリファレンスをつけるにはどうしたら良いのだろうか?
- 帰る前にダイエーで半額になっていた太巻きを1本買い,湊川公園廻りで帰宅。閉店直前なのに大量に売れ残っていて,毎年心配になる。が,その廃棄されるであろうもののこととか,方角とか口を離さずとかいったことを気にしなければ,安く太巻きを食べられるチャンスともいえる。
- 2018年1月14日に奄美大島西で沈没したタンカーからの石油流出事故(World Maritime Newsの記事"Sanchi Slick Fire Burns Out but Oil Spill Spreads")について,テレビなど大手メディアはほとんど報じないが,本来は,バルディーズ号からの石油流出がアラスカの海洋生態系を汚染したことに対して米国民がエクソン社を相手に訴訟を起こし,CVMを根拠に補償額を裁判所が決めた事例と同様,影響を受ける周辺諸国,とくに海流の関係で影響が大きいと考えられる日本政府が,タンカーか積み荷のオーナー企業に対して補償を求められるはずの事故だし,少なくとも揮発性が高い油に対して組織的に安全な対応をする指針を出すべきと思う。情報を拾っておく。東京海洋大学の勝川准教授による奄美大島沖で大規模な石油流出事故 海洋生態系への影響は?を読むと,当初ロイターで報じられた最悪の事態よりは影響は小さそうと思われるが,それでも勝川准教授も指摘しているように,生態系影響については予断を許さないのは,National Geographicの記事"Oil Tanker Spill Off China May Have Lasting Environmental Impacts"の通り。2月2日付けで,EcoWatchの記事や,World Maritime Newsの記事や,NHK鹿児島放送局の記事(なぜか流出量が他の報道より若干少ないが)は,既に奄美大島に石油が到達していることを報じている。しかし同日のJapan Timesの記事"Tokyo takes more steps to deal with Sanchi oil spill"が書いている通り,九州全域と四国,山口,島根の海岸と海洋生物はダメージを受ける可能性があるし,官邸にはモニタリング体制ができたけれども,それでは不十分だという現場の声があるのは当然で,政府はもっと本腰を入れて対応を考えるべきだろう。
- なお,主に流出したコンデンセートの13万6000トン(揮発性が高いので海洋中にはあまり残留しないらしい)に比べると少なく見える重油1900トンは,21年前にナホトカ号から流出したC重油が6240キロリットル(出典:http://www.sydrose.com/case100/314/)(http://www.paj.gr.jp/statis/kansan/によると,原油1キロリットルは0.85トンなので,重油はもう少し重いかもしれないが約5300トン〜5800トンくらいか?)だったので,重油だけでもナホトカ号の1/3流出していると考えられ,決して無視できる量ではないと思う。
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