Latest update on 2018年3月28日 (水) at 17:39:52.
【第1795回】 校正とか審査とか(2018年3月26日)
- 6:30起床。今日は昼過ぎにGSICSで審査をしなくてはいけないが,人口学会関係の校正も必要。
- 朝食はパスタを茹で,ほうれん草とヴルストも茹でてトマトソースを掛けて済ませた。コーヒーを淹れて水筒に詰め,まずは名谷キャンパスに出勤。
- 11:15頃に六甲に向けて移動開始。生協食堂で昼飯を食べてから国際協力研究科の204号室で博論提出資格審査。終わってから再び名谷キャンパスに戻って,時々メールや電話で入ってくる仕事に対応しつつ校正を済ませたら20:30を過ぎた。
- 明日は卒業式関連イベントの日なので,今日は万葉の湯に寄って帰ろうと思う(本当は散髪もするべきだが時間が無かった)。
- 移動が多かったので,朝倉宏景『つよく結べ、ポニーテール』講談社文庫,ISBN 978-4-06-293879-2(Amazon | honto | e-hon)を読了した。『白球アフロ』を読んだときにも思ったが,凄く野球をわかっている著者で,とくにキャッチボールの描き方が素晴らしい。たぶん差別や偏見に負けない強さと,それと対比される無力感を描くという点も『白球アフロ』と通底しているのだが,最近立て続けに起こっているスポーツ界のハラスメント問題に対して先見的でもある作品であった。とはいえ,ヒロインと仲間の描き方は,続編が途絶えてしまって大変残念な『ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様』シリーズに繋がる爽快感もあり,野球小説好きなら読んで損はないと思う。
- 元Goosehouseの竹澤汀さんによる「青」のMVが公開された。Goosehouse時代から猫の絵本とかに美術的才能を発揮していた汀さんだが,このMVの完成度は素晴らしくて,これこそ総合芸術と思った。どれほど言葉を費やしても足りないほど,想像を超えた美しい映像が,輪廻転生や地球規模の水循環,生命の連続性と深い愛情をうたった詩の世界と完璧にマッチしていて,感動のあまり,呆然と見入ってしまった。テーマとしては何年か前に秋川雅史さんが歌ってヒットした「千の風になって」と,歌う生物学者として有名な本川達雄さんの「生命はめぐる」と近い面もあるが,水循環をモチーフに据えたセンスが素晴らしい。一つだけ,最後の方で上空に現れるドローン(?)のような光の意図はわからなかったが,きっと何か意味があるのだろう。
- GIGAZINEはとても面白い記事が多いのだが,時々ミスがあるのが残念。人口爆発による食糧危機の可能性は小さくなっているは,読みやすい記事ではあるが,1つ大きなミスがある。スペルは同じだが『人口爆発』の著者はパウル・エールリヒではなくポール・エーリック。あと,若干不正確なところもあり,問題の半分しか見ていない(しかもそんなに新しい着眼点ではない)。
△Read/Write COMMENTS
▼前【1794】(仕事をしつつ大阪城ホールにも行ってきた週末(2018年3月24-25日)
) ▲次【1796】(卒業式関連イベントの日(2018年3月27日)
) ●Top
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]