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【第1961回】 後期2回目の4コマ講義の日(2018年10月11日)
- 6:00起床。レトルトご飯を電子レンジ加熱し,ベビーリーフとベーコンとトマトと柿のサラダと,めかぶ載せ冷や奴と,インスタントの汁物で朝食。ラオスからの留学生がお土産としてくれたコーヒー豆を挽いて淹れ,水筒に詰めた。プラ容器包装を出してから六甲に出勤する。
- 雨がけっこう降っていることもあり,JR六甲道からバスでGSICSへ。楽なのは良いが,これだと歩かないなあ。まあ,帰りにJR六甲道まで歩くことにすればいいか。
- というわけで,午前中に公衆衛生学の演習としてSDGに関することを6人の院生がそれぞれ持ち時間30分で発表し討論するという形のクラスを2コマやったが,各人別方向への切り口とプレゼン方法で面白かった。
- 3限 (the third period)のEnvironmental Healthは受講者が多すぎ,遂に206に入りきれなくなったので,予めその場合には移ることを教務と相談して仮押さえしておいたプレゼンテーションルームに移動して講義。移動時間が無ければbioconcentrationの事例をもう少し詳しく説明できたと思うが仕方がない。来週からは3限のみプレゼンテーションルームでやることになる。
- 疫学も単位が欲しい院生の参加が2名増えたので,他の参加者にとっては朗報だろう。今回は第2章の疫学と公衆衛生の歴史の章だったので,時折補足情報を提供しながら順調に進んだが,1点だけ議論になったのは,アヴィセンナが活躍した時代が,どうしてヨーロッパ暗黒時代でイスラーム黄金時代だったのかというところだった。その後いろいろ調べた感じでは,ヨーロッパでは文化が花開いたギリシャ・ローマ時代とルネサンスに挟まれた中世は封建制が厳しく文化や技術が抑圧されていたという意味で暗黒時代と呼ばれ,逆に当時アラブのアッバース朝とトルコやイランのセルジューク朝からなっていたイスラーム世界では「学者のインクは殉教者の血よりも尊い」とされ知識が集積され文化や技術が花開いて文化の中心地となっていったという意味で黄金時代といえるらしい。たぶん欧米人には常識的な教養なんだろうなあ。
- ミーティングの後は,予定通りJR六甲道まで歩き,JR神戸線で新長田に出てそのまま帰宅。晩飯はコンビニで買ったパンとオレンジジュース。米倉涼子主演の弁護士事務所の話は,決して面白くないわけではないのだが,キャラとしてあまりにもDr.Xのまま過ぎるかな。
- 1:00まで開梱作業の続きをして眠った。
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