Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2026. Last Update on 2026年8月28日 (金) at 16:39:40.
5:30にアラームで起床。昨日作って魔法瓶水筒にいれておいたコーヒーの残りを飲む。まだ仄かに温かい。
窓から外を見ると地面に水たまりはあるが、乾いている部分もあるので、昨夜の雨は前2日ほど酷くはなかったようだ。

朝飯をいつものベトナム風フォーとベトナムコーヒーで済ませ、昼食用にこれまで同様の蒸したもち米、ソーセージ、干し肉、串に刺したレバー焼き、前にも買った約70円の青菜漬け(キムチのようなものだという説明を受けた)を買って村へ向かった。川をわたるのを断念した一昨日よりは随分水が引いていて、無事にモーターボートで川をわたることができて良かった。対岸には村長が迎えに来てくれていて、一緒に村へと向かった。昨日の収穫祭では皆が朝から24:00まで飲んだくれていたらしいが、村長は一切二日酔いの気配を見せないのが流石だ。
8:00過ぎからまだ健診を受けていない人が来たら測定して、合間には初日に拇印を貰っていない人たちから拇印を押してもらったり、生年月日が質問紙に書き取ったものとセンサスブックで食い違っていたのをどちらが正しいか確認したりといった作業をした。
3時間ちょっとで6人の健診をしたところで昼食。買ってきた弁当に加えて、子豚を焼いたものと加賀太きゅうりのようなキュウリが出たが、美味であった。昼食後も暫く待ったが、もう今日は来ないだろうということで引き上げることになった。
塩をどれくらい使っているのかを聞き取ったところ、ヨード添加塩の1 kgのパックがサワンナケートで作られて10000キープで売られており、1世帯がだいたい1ヶ月で1パック(大家族だと2パック)を使い切るくらい、スープに入れたり漬物を作ったりということで料理に使っているそうだ。1ヶ月で1世帯が1 kgということは、4人家族なら1人1日10グラム弱の食塩を使うということで、食材自体にも塩分は入っているので、おそらく日本人並みに塩分摂取していると思われる。それならINTERSALTの散布図にオーバーライトしたプロットがああいう感じになるのは納得がいく。この塩パックは町でまとめて仕入れてくるのを村のカンティーンでも買えるとのこと。

で、営業はしていなかったのだが、カンティーンの中を見せてもらったら、動いているのかどうかはわからないが冷凍庫や冷蔵庫もあって、結構ちゃんとした店だった。5年前に電気が通じたので、こういう店も営業できるようになったそうだ。
13:00過ぎに川をわたってセポンの市街地に向かった。ホテルに入る前にATMで現金を引き出すこともできた。晩飯は18:00にロビー集合ということで、いったん解散。
ホテルの部屋では湯を沸かしてコーヒーを淹れた後、データ入力をしているが、途中で停電した。まだバッテリー動作しているが、Zenbook Duo Proは電気食いなので残り50%を切ってしまったぞ、と思ったところで電気が復旧して良かった。去年はこんなに停電しなかった気がするが、今年は雨が多すぎて不安定なのだろうか? データ入力が終わったので、今日の6人分の写真と結果を取り込んだpdfファイル生成はスクリプトを走らせるだけで完了したが、いざ印刷しようとしたら、印字が薄くて健診参加者に返せる質の写真ではなかった。あとで対策を練らねば。

18:00にロビーに集合し、いつものレストランで晩飯。モツ煮込みのようなスープ、ローストビーフのようなカット肉、ブロッコリー入りの辛くない野菜炒め、蒸したもち米に加えて、フライドポテトがあったので頼んでみた。まあ普通のフライドポテトで、モスとかフレッシュネスバーガーのように美味いものではなかったが、久々の洋食の味であった。晩飯を食べながらの雑談の中で、丹羽さんが読書家であることを知った。SFや歴史小説を好んで読むそうで、プロジェクト・ヘイル・メアリーや三体や三国志の話で盛り上がった。三国志好きなら是非新長田に来て欲しいと言っておいた。なんでそんな話になったのかというと、ラオス側の研究協力者たちと食べ物の値段の話になり、そこから人生で最も高価で印象に残っている料理は何かという話になり、自分はせいぜい2万円弱だけれども、筒井康隆の老耄美食日記を読んでいると毎食のように夫婦二人で7万とか8万とか使っていると書かれていると話したところ、筒井康隆といえば有名なSF作家ですよね、という流れだった。丹羽さんに勧められて、柞刈湯葉『まず牛を球とします。』をKindleで買って表題作を読んでみたが、中身は現代的だが小松左京や星新一が活躍していた頃の懐かしい感じの作風、言葉のリズム感はそれこそ筒井康隆風味もあって面白い。例えば牛は「うし」でなく「ぎゅう」と読むなど。
ホテルに戻って、iP100のノズル掃除などいろいろしてみたが、結局インクカートリッジが古すぎて、インクが中で固まってしまっているというのが真相だったようで、もう1組残っていたインクカートリッジに差し替えたら上手く印刷できて問題解決。
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