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別所哲也のJ-WAVE TOKYO MORNING RADIOでも「恋を焦らず」が流れていたというので聴いてみたら,曲は公開されているShort VersionのMVとほぼ同じ長さしか流れなかったのは残念だった。が,そのまま流していたら,成人式の日に特番があって,新成人の芹奈とかれんが何か喋るという情報が得られた。新成人といってもリトグリは中学生の頃からプロとして仕事をしてきたので,そこらの成人とは社会的成熟度が全然違うはずだし,世界を視野に入れているから,たぶん将来への決意とか喋ってくれるのではないかと期待している。
そのまま番組を聴いていたら,民法改正で2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられるけれども,アンケートを採ったら7割方反対だったという話があった。反対の内容がほとんど成人式を18歳でやるとしたら受験や就職活動と重なるのがまずいということだったので,別所さんも暗に指摘していた通り,それだけなら成人式と成年年齢を分離すれば済む話だが,その年には18歳から20歳の人が一気に成人になってしまうことから,多くの統計が変化しそうで解釈に困る気がする。とくに女性の婚姻可能年齢の18歳への引き上げや,成年年齢の引き上げによってもたらされると予想される社会規範の変化の影響によって年齢別出生率統計の連続性がなくなってしまうことが困る。環境整備を進めてきたとあるが,「今後も引き続き取り組むべき課題」があるのに民法を変えてしまうのは拙速ではないかと思う。選挙年齢の変化からなし崩し的にこうなった気がするが,想像力が足りないんじゃないだろうか。
しかし成人式だけ20歳のままで成年年齢は18歳に引き下げるというのも不自然なので,たぶん成人式も18歳でということになってしまうだろう。そうなると大変なのは貸衣装屋と美容室であろう。今でさえ予約が間に合わないとかいう問題があるのに,2023年1月に3年分の成人式をまとめて実施するのは無理がある。政府はその辺り,どう解決しようと思っているのだろう? 成人式は市区町村行事だから地方に丸投げで政府は関知しないということだとすると(政府広報オンラインによると,今のところそういう感じにしか見えないが),市区町村の実務担当者が気の毒すぎる。
朝食を済ませてから出勤し,院生と一緒に都賀川の水の塩化物イオンと電気伝導度を測定した。11月に測ったときに最も塩化物イオン濃度が高かった場所からの水が今回サンプリングできていなかったことが残念だった。塩化物イオン濃度が総じて11月より低かったのは季節変動だろうか。けれども,採水サイト間の相対的な違いは11月とそれほど変わらず,上流が比較的低濃度,下流が比較的高濃度な傾向だったといえそうだ。電気伝導度は11月よりやや高いくらいの場所が多かったが,やはり高い低いの採水サイト間差の傾向は11月と同様だった。1年掛けて変動を追っていく予定なので,どういう結果が得られるかじっくり見ていきたい。たぶん,採水をしてくださっている都賀川を守る会の皆さんの関心は,急に糞便汚染が入るサイトがあるとまずいということであろうから,ある時期に突然塩化物イオンが上がるようなサイトがあったら要対策なわけだが,今回はそういう場所はなかった。
娘からLINEで塩とミョウバンの溶解度について質問を受け,調べてみたのだが,ミョウバンには何種類もあるし(カリウムミョウバンだけでなくアンモニウムミョウバンも普通に調理用に購入可能らしい),少なくとも無水(焼きミョウバン)なのか12水和物(生ミョウバン)なのかは示さないと理科の問題として情報不足であるにもかかわらず,教科書などでもただミョウバンと書かれている例が多そうなことがわかった。
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