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【第30回】 いろいろ多忙(2019年1月29-31日)
- 火曜は博論審査とか外国人招へい研究員のAlimさんとの打ち合わせなどしているうちに終わった。GSICSのM2の院生2人のうち,1人は修論提出完了したそうだが,もう1人はまだ原稿チェックしてる途中。指導教員としては遅くも明日にはチェックを完了してあげたいが。この冬ずっと暖房が効かなかったラボの空調だが,会計係にお願いして操作してもらったら,何とか動作するようになったようだ。もっと早くお願いすれば良かった。
- 水曜は6:50頃起床。ラーメンを作って食べたのは決してまんぷくのせいではない。まんぷくより前の時間だし。
- あさチャンで滋賀大の院生が毛髪コルチゾールから長期的ストレスを調べる話をしているが,ベンチャー作ったのか。水銀曝露を毛髪や爪で測る技術は昔からあったがコルチゾールってそんなに安定なのかと思って少し検索したら,この院生が所属する研究室の大西准教授が以前からやってたようだ。爪については,既に試して相関なかったと報告していた。ちなみに,毛髪コルチゾールをストレスマーカにというアイディア自体は結構前からあるし(例えばここに載っている文献リスト参照),海外のグループもやってる(これとかこれとか)。ELISAだから高価だし,微量分析だし,実習で測らせるのは無理か。
- どうにもいろいろやらねばならないことが終わらないので,修論発表会,今日の午前中は聴けない。午後から参加しよう。
- というわけで,病態解析学領域の後半,リハビリテーション領域,国際保健学領域(学年進行なので,2018年度からパブリックヘルス領域になったが,今回修論を発表する院生は入学時には国際保健と地域保健に分かれていた)の発表を聞き,いくつか質問とコメントをした。
- その後GSICSの院生の修論の直しをしていたが,21:30頃力尽きて帰途に就いた。
- 漢詩がたくさん載っているサイト。たまに読むと漢詩も何とも言えず良いなあと思うのは,高校の時に橋本先生(もちろん昨日亡くなった橋本治さんではなく,まだまだお元気な通称カンパチさんのこと)から漢文を習ったからだな,きっと。
- 世界から貧困が減っているというグラフの問題点の指摘。一日所得が1.90 USドルを超えても生活苦しいだろうという指摘は当然だが,途上国での調査結果を見ると,対象者の9割がこの絶対的貧困レベル以下であるような集団をしばしば見かけるので,この指摘以上に格差の問題は解消していないと感じる。
- 木曜も朝から名谷キャンパスへ。午前中は修論発表会の続き。名谷PATIOの五穀七福でパンを買ってきたので,昼はコーヒーを淹れて飲みながらそれを囓っている。昼休みが異様に短く全部聞くのは無理なので,午後の博論発表は13:10の病態解析学領域から参加予定。終了予定は17:55で,その後に審査会をすることになっている。
- 最近このtweetからリンクされている記事のようにHIV/AIDS陰謀説を唱える人が増えているような気がする。Ed Hooperの"The River"に書かれていた説(内容紹介は山内一也先生による書評や気になる科学ニュース調査の記事参照。この映画でも紹介されている)は,ある程度筋が通った仮説だと思うが,意図的にばらまくというのは,さすがに人間にはできないと信じたい。否定しきれないところが残念だが。
- 審査会が終わって書類仕事をしていたら22:00を過ぎたので帰途に就いた。朝の残りの鶏もも肉と大根と蕪のスープを温め直し,レトルトご飯に合わせて晩飯。
- 疲れ過ぎていて書類仕事の続きはできなかった。
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