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【第196回】 原稿書きと教員会議と院生中間発表会の日(2019年9月11日)
- 6:30に起きてテレビを付けたら内閣改造についての報道ばかり。千葉では多くの世帯が台風の被災から復旧していない状況だというのに,オトモダチの論功行賞でしかない内閣改造に勤しむ政権には呆れるしかない。しかも,よくもまあ適材適所の真逆をやるものだと怒りが湧くと同時に,この国が壊れていくのが悲しい。一番酷いのは文部科学大臣で,萩生田氏ではCOIありまくりだろう。もっとも,COIありまくりという意味では,もっと酷かった下村氏という前例がいるので,既にバケツの底が抜けたというか,何でもありになってしまっているわけだが。かつて有馬さんが文部大臣をしていたころの自民党は,今に比べるといろいろな意味でマトモだったと思う(支持していたわけではないが理解はできた)。ソロモン諸島で教育事務次官から教育大臣となり,その後首相にもなってしまったDr. Derek SikuaはNZで教育学博士をとった人で,一度喋ったことがあるが,教育に関して深い見識をもったプロだった。せめて文部科学大臣くらいは,博士号をもっていないとなれないとか,何らかの縛りが必要ではないか。弁護士程度の見識では芝山氏みたいに妙な法解釈を振りかざす人もいるからダメで,最低限,博士号を必要条件にしてほしい。教育分野のトップなんだから。
- テレビのキャスターは小泉進次郎が物を言う若手だとか言っているが,結婚報告を官邸前でやるとか,客寄せパンダでありガス抜きに過ぎない。政権にとって環境大臣ポストって,少子化担当大臣とかいうお飾りポストと同じくらい軽いんだなあ,という印象しか受けない。それにしても,G20での海洋プラスティック対策が日本主導だったとかいう大嘘を垂れ流す田崎史郎なんかにコメントさせるなよ,TBS。辺野古から移植された稀少サンゴが死んでしまったことに触れさえしないし,メディアも環境問題を軽視しているんだろう。環境大臣は環境社会学か環境経済学で学位をとった人がやるべきだと思うし,厚労大臣はMPHかDPHをもった人がやるべきだと思う(必ずしもMDでなくても良い。厚労行政に必要なのは公衆衛生の知見であって,臨床ではないから)。
- キャリーコーヒー経由で出勤予定。今日の午後は教員会議と院生中間発表会で予定が詰まっているので,その前にできるだけ原稿書きを進めたい。
- キャリーコーヒーではキリマンジャロを買ったが,やはり自分はグアテマラやマンデリンの方が好みであることを再確認した。
- 今日は教員会議・学科会議・教授会・学域会議が長引いて,国際保健部門の院生中間発表会への参加が遅れた。しかし17:45以降は教授のみの会議だったので,中間発表会は無事に進行していたようだ。明日からICHS集中講義なので,あまり遅くなる前に帰りたい。
- 原稿書きの調子が良く,切りが良いところまでやったら21:30を過ぎた。その間にドラゴンズがカープに追いつき,延長10回表に京田選手の勝ち越しホームランが出て,裏は祖父江投手が抑えきって,今シーズンマツダで初勝利。何とも気分が良いが,空腹になってきたので帰るか。
- adams, jimi, & Lippert, A. M. (2019). Under the Radar: Simplifying the Representation of Latent Class Characteristics. Socius.がradarchart()関数のナイスな使い方を紹介してくれていて嬉しい。因子分析などで得られる潜在因子の特徴を示すのにレーダーチャートを使ったら良い,という話を先日もしたばかりなのだが,見やすいと思う。
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