【第239回】 日本健康学会長崎大会（2019年11月1-3日）

• 11月1日から3日は長崎で日本健康学会長崎大会。
• 初日はシンポジウムの座長をしてから評議員会，口頭発表1，ポスター発表1，特別講演，学術サロン，情報交換会，と23:00頃まで隙間無く埋まっていたので，大変くたびれた。学術サロンでは議論の呼び水にすべく久々にこなれていないコメントをしてしまったし。情報交換会のとき，蛇踊り部のパフォーマンスが素晴らしかった。蛇を持たせて貰ったが，見た目よりかなり重い物なのだな。
• 歩いてホテルに帰り着いたのは日付が変わる寸前だった。酔っていたこともあり，そのまま眠った。
• 2日は5:00に目が覚めたが，若干二日酔い気味。
• 麻疹が免疫記憶をリセットするとわかったと話題になっているが，20年も前にUlijaszek博士が来日したとき，麻疹に罹ると免疫低下するから，MRワクチンだけは絶対に受けるべきと力説していたことを思い出した。
• 2日目は一般口演2，ポスター発表2，ミニシンポジウム2つに続いて教育講演が2つあった。久々に佐藤俊哉先生の話を聞いたが，相変わらず切れ味が素晴らしかった。定量的バイアス調整に至る道筋が大変良くわかった（より詳しくは，京大医療統計オープンコースの8回目から10回目を聴講すると良いとのことであった。これ凄いな）。ああいうプレゼンをしたいものだ。たけしょうとリンガーハットで食事をしてから歩いてホテルに戻り，3日目のエコヘルス連携研究会の基調講演のスライドを仕上げようと思ったが，いつの間にか寝落ちしていて，5:00頃目が覚めて7:30頃にやっと完成した。シャワーを浴びてホテルの朝食を食べてからチェックアウト。
• というわけで3日目は9:30から健康の歴史性研究会で，幕末から明治期に長崎に西洋医学をもたらした人たちとその弟子がやったことについての講演を聴いた。昼休みの後，13:30からエコヘルス研究会。基調講演は，もう少し早く終わらせるつもりだったが，ちょうど時間ギリギリになってしまった。しかし知る限りの健康へのアプローチをたくさん挙げるというスタンスで喋ったので仕方ないか。事例報告もハインさんの話も総合討論も割と盛り上がった。もちろん健康観について結論など出ないのだが，語ることは意外に大事かもしれない。軽くビールで反省会に入ったが途中で抜け，浦上駅から特急で博多へ。博多駅の明太子弁当がメチャクチャに美味であった。ひかり444号で新神戸に向かっている間，科研費の書類を作る予定。
• というわけで，新幹線ではずっと書類作りをしていた。たぶんあと1時間くらいでできるか。日付が変わる直前に帰宅。洗濯は明日の朝だな。

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