Latest update on 2018年3月7日 (水) at 15:42:47.
【第269回】 今日こそ原稿締め切り(2013年2月15日)
- 今日も「Slow Motion feat. 土岐麻子」で6:15起床。何度聞いても爽やかな曲だ。村治佳織「Le Ciel」,Aiko「恋のスーパーボール」に続く,爽やか系の目覚まし音楽といえよう。強烈系の目覚まし音楽としては,相対性理論「スマトラ警備隊」と矢野沙織「Donna Lee」か(もちろんDonna LeeはJazzのスタンダードだから,いろいろな人が演奏しているが,目覚まし力では矢野沙織バージョンがNo.1だと思う)。
- 昨夜のカレーを温めて朝食。簡単にできるのは利点だ。プラ容器包装を収集場所に出す必要があって2番にギリギリ間に合わなかったので,往路バスは名谷行き3番。昼までかかって,何とか報告書原稿を作ったのでメール送信。パンでも買ってこよう。
- パンが売り切れだったので,昼食は一本満足バーとカップ麺になった。
- 去る1月17日にGSICSの演習科目でDisaster and Healthを扱ったとき,環境保健の新しめのテキストから該当部分を紹介した中で,まさかと思っていたNatural disasterが現実に起こって驚いた。当該テキストはTheodore L, Dupont RR (2012) "Environmental health and hazard risk assessment.", CRC Press, ISBN 989-1-4398-6887-4(Amazon | honto | e-hon)だが,Chapter 20のNatural DiastersのIntroductionは,自然災害を4つに分類している。1. Land,2. Water,3. Weather,そして4. Spaceである。1は雪崩,地震,地滑り,溶岩流,2は洪水や津波,3は吹雪,台風,旱魃,熱波,竜巻などとされていて,4で挙げられている例がガンマ線バースト,太陽フレアと隕石衝突なのである。隕石衝突(meteorites)については,Case Study 4としてリスク評価の例題も載っているのだが,小惑星が地球軌道面を横切る尤度を記述するjoint probability density functionを与え,近似計算から,個々の小惑星が地球に衝突する確率のオーダーを10のマイナス23乗と見積もっている。このオーダーはアボガドロ数の逆数に近いくらい低いから,まさかねえ,と思っていたのだが,さきほどロシアで隕石(リンク先はThe planetary societyの速報記事)により100人以上の負傷者が出たというニュースを知って愕然としたというわけだ。きわめて小さいリスクであっても,不運にもそれに見舞われた被害者の視点に立ってみれば,それこそが事実なので決して無視できない。分析結果によれば,今から半日後くらいに地球に最接近すると予告されていた2012 DA14とは無関係とのことで,きわめて珍しいことが起こったと考えるしかないが,それこそがNatural disaster対策が難しいことの本質的なポイントなのだよなあ。
- 小飼弾さんのblogに多倍長整数の素因数分解の話題が載っていて,弾さんが取り上げた言語以外でのやり方を緩やかに募集すると書かれていたので,Rのgmpライブラリを使った方法(Rではinstall.packages("gmp", dep=TRUE); require(gmp)しておいてから,factorize(as.bigz("長い整数"))でいけます。)をtweetしたら,すぐさま追記として取り上げてくださった。gmpライブラリはいろいろな多倍長演算が高速にできるのが素晴らしい。なお,数学ソフトとしては,Euler Math Toolboxはもっと凄くて,ただfactor(長い整数)でいける(ちょっと時間はかかるが)。さすがEuler先生の名前を冠したソフトだけのことはある(Windows版しかないが,Maximaとも一体化している)。
- 復路は直通終バスで,カレーの残りを温め直して晩飯。結局今回も3食では食べきれなかったので,明日の朝もカレー確定。
△Read/Write COMMENTS
▼前【268】(原稿締め切り(2013年2月14日)
) ▲次【270】(歯科受診と出張準備(2013年2月16日)
) ●Top
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]