【第780回】 アスベスト検査とか（2014年9月8日）
- 7:00少し前に新大阪に着き，快速で三ノ宮へ。バスで帰宅したのは8:15頃だった。
- 宿舎の建物のアスベスト使用状況チェックがあるため在宅していなくてはならず，統計解析ソフトウェアRについてのTipsを更新したり，メールの送受信をしたり。
- ぼくの部屋にはアスベストは使われていないということで安心した。次に来るバスは11:30過ぎなので，それまで家で仕事をする。
- 神戸市の2010年国勢調査データにより，各区の性・年齢5歳階級の人口ピラミッドを地図上にプロットしてみたが，maptoolsパッケージの操作に苦労した（完成したコード）。シェイプファイルの読み込みはreadShapeSpatial()関数でいい。それで読み込んだオブジェクトをkobeとすると，coordinates(kobe)で，各描画要素の中心座標が行列として返される。ここに各描画要素の面積をタグ付けするのに苦労したが，sapply(slot(kobe, "polygons"), slot, "area")で面積を取り出せることがわかって解決した。人口情報とつなげるのに市町村コードを使う必要があるが，各描画要素の市町村コードは，kobedata <- kobe @ dataとして，kobedata$N03_007で取り出せる。1つの区が複数の描画要素からなっているときに同じ人口ピラミッドがいくつも描かれるのを避けるため，names(table(kobedata$N03_007))の各要素についてデータのサブセットを作り，面積が最大の要素についてだけ人口ピラミッドをpyramidf()関数で描くことにした。人口ピラミッドのサイズは試行錯誤で決めるしかなかった。それでも灘区と兵庫区の位置を微調整する必要があった。
- ああ，しかし，世の中には既にこんなものが存在するとは知らなかった。もちろんRでコードを書いたことによって，人口そのものでなくてもいろいろなプロットに使えるし，出力方法がフレキシブルだから，開発したことは無駄ではなかったが……。神戸市の区ごとの人口ピラミッドよりも関東地方の都県ごとの人口ピラミッドの方が比べる意味があるかと思って，都道府県別性・年齢別人口を検索したら予想外に凄いものを見つけてしまった。
- まあ，もっとも，今回思いついた方法を使って，fmsbのradarchart()を指定枠内重ね描きに対応させて，maptoolsで描いた白地図上にプロットすれば，G-Censusにない機能を実装したことになるか？
- ちなみに，plotrixパッケージで人口ピラミッドを重ね描きしたときと同じことをpyramidパッケージ1.4でやるには，
とすると（このコードへのリンク），下図ができる。library(fmsb)
library(pyramid)
d2000 <- data.frame(M=Jpopl$M2000/1000,F=Jpopl$F2000/1000, A=Jpopl$Age)
d1950 <- data.frame(M=Jpopl$M1950/1000,F=Jpopl$F1950/1000, A=Jpopl$Age)
pyramid(d2000, Cstep=10, Laxis=0:6*200, Llab="", Rlab="",Clab="",
main="日本の人口（1950年と2000年，単位：千人)")
pyramidf(d1950, Cstep=10, Laxis=0:6*200, Llab="", Rlab="",Clab="",
Lcol="navy", Rcol="salmon", Ldens=10, Rdens=10)
legend("topleft",
legend=c("2000年男性", "2000年女性", "1950年男性", "1950年女性"),
fill=c("cyan", "pink", "navy", "salmon"),
density=c(NA, NA, 30, 30))
こっちの方が若干オプション指定の機能は豊富だと思う。 - 19:25に帰途に就き，バスを途中で降りて歯科受診。あと2回だそうだ。
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