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【第1120回】 移動と会議の日(2015年10月7日)
- 6:23まで「銀河鉄道999」が鳴っていたのに気づかず爆睡。なぜこんなに眠いんだか。
- 素麺を茹でて麺つゆに生卵を溶いたのにつけて朝食を済ませ,歯科受診。
- その後,昼から六甲でGSICSの会議なので10:45まで家でミニレポート整理の続き。国際保健分野に進むには何を勉強すべきかという質問と,黒魔術や呪殺を信じている人々に対して公衆衛生活動を展開するにはどうするのかという質問があった。講義中に答える暇があるかどうかわからないので,後でこのページに書いてみたい。
- とりあえず神戸駅経由でJR六甲道に出てバスでGSICSに行く予定。FDと教授会の後(たぶん途中で抜けねばならない)名谷に移動して某重要会議,国際保健学領域会議,国際保健の院生中間発表会,と続く予定。
- 院生発表会が終わって少し院生とディスカッションして研究室に戻ると19:30近かった。
- 今年のノーベル医学生理学賞は寄生虫の特効薬だった。受賞者自身がivermectinとアーテミシニンを概説した文献をリンクしておこう。
- 直通終バスで帰宅。冷凍小籠包を電子レンジ加熱し,炊きたてのご飯に野沢菜昆布を載せたものと合わせて晩飯にした。早生ミカンが酸っぱくて旨い。
- 国際保健分野に進むために2年生時点で勉強しておくべきことは,語学はもちろんだが,保健医療分野全般に加えて,入門的なもので良いので文化人類学,地理学,社会学,経済学の基礎知識と,情報処理技術か。とくに統計処理は英語でできるようになっておくべきと思う。黒魔術や呪殺を信じている人々に公衆衛生活動を展開するのは大変難しいことで,前期の医療人類学のディベートテーマの,現地の呪術医から公衆衛生活動や医療協力が拒否されたらどうするかという話とも絡むけれども,基本的には2つの戦略が考えられる。いずれも長い時間がかかるので,一生を掛けてやるくらいの覚悟が必要と思う。2つの戦略とは,中からの変革を待つか,外から(といっても対象国の保健医療当局から,という意味だが)長期的に対処するシステムを立ち上げるかということだが,これをちゃんと説明するのは時間が掛かるので,機会があればまた書く。今日はもう眠る。
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