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【第1775回】 トラクターでもう一つ先の村へ(2018年3月2日)
- 4:00に起きてRのスクリプトを修正したが,どうしてもラオス語のフォントがうまく扱えない。仕方ないので写真用紙への出力は英語にし,マジックでドクター・ケイトにラオス語を書き入れて貰うことにした。それでもデータ入力が終わらなかったので,PCとプリンタを村まで持っていって印刷することにした。7:00から30分で朝食を済ませ,残り30分で入力をしてからトラクターに乗り,昨日行った村では降りずにそのままもう1つ先の村まで行った。村人が手作業で切り開いたという話なのだが,かなり急な坂道を上って降りるのはトラクターでも怖いくらいジェットコースターのようだった。しかしトラクターという乗り物は,多少の川ならそのまま乗っていけるのが凄いと思う。ちなみにこの川には水力発電のダイナモがいくつも設置されていて,村の電力はそれで賄っているらしい。
- 着いた先の村にも白人の観光客がいたのには驚いたが,話によると2月は雨は降らないし夜になれば気温は下がるし,ラオス観光のトップシーズンだそうだ。
- トラクターの運転手がこの村の村長なので,昨夜のうちに話を広めてくれておいたらしく,スムーズに人も集まって2時間くらいで予定通りヘルスチェックが終わった。昨日の村まで戻って,再び強烈な酒(こちらの人はラオまたはラオラオと呼ぶ,餅米を麹で発酵させた酒を蒸留して造るもの。タイでの調査が長い丹羽さんはラオカオと呼ぶので,たぶん同じもののバリエーションなのだろう……と思っていたが,後で西本さんから教えて貰ったところ,ラオというのが酒のことで,ラオラオというとラオスの酒という意味で,観光客相手に商売をするときなどに使う表現なのだそうだ)を飲みながらの昼食をとってから写真用紙へのポートレート入り結果出力をした。これも順調に終わり,14:30頃からドクター・ケイトと一緒に昨日の場所まで行って,昨日の参加者に結果返却。
- 他のメンバーの仕事が終わるのを待ちながら今日のデータ入力をして,16:30頃に再びトラクターに乗ってムアンゴイに戻った。
- 外気温が高いうちにシャワーを浴び(温水シャワーではあるのだが,あまり温かくならない),サッパリしてから晩飯へ。カレーとかピザとか,少々食べ過ぎた。21:00頃に宿に戻ってそのまま眠ってしまった。
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