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【第232回】 買い物など(2013年1月6日)
- カレーの残りを温め直して朝食。食後にみかんとコーヒー。いい朝だ。
- カインズホームと三宮のいくつかの店に行って買い物をしてきたら,今日は自宅で論文を書き進める予定。
- カインズホームではCDボックスとDVDボックスを買ってきて,重すぎて撓んでいた本棚を軽くした。
- タワレコでは大セール中だったので,ブエナビスタソーシャルクラブの3枚組CDが1,000円とか,小林香織のSEVENthとか,いろいろ買ってしまった。シベリウスの交響曲2番のSACD(といってもハイブリッド盤)も買ってしまったのは,LABI1でSACDプレーヤーを買う予定なため。
- ジュンク堂の品揃えはかなり良く,某講義の試験問題を作るために必要な資料を買うことができた。7,000円もかかってしまったが,初年度だしかなりの時間の節約になるので仕方ない。ついでに目についた,市毛嘉彦『信じてはいけない「統計的に正しい」こと』幻冬舎ルネッサンス,ISBN 978-4-7790-0786-6(Amazon | honto | e-hon)を買ってしまった。著者は略歴によれば疫学プロパーではないが,中で『ロスマンの疫学』が引用されていたので,疫学を学んだことはあるようだ。タイトルと中身をパラッと見た感じでは,統計学の拡大解釈を戒めるだけではなく,因果推論における疫学研究の限界を弁えることを主張した本と思われた。RCTをしないとデザインからの交絡を排除できないから因果推論はできないというRCT至上主義は一種の極論であって,観察研究でも疫学研究者は限界をわかった上で研究しているし論文での議論もしているから,それなりの価値はあるのだが,マスメディアに取り上げられると,それが確定した事実であるかのように扱われてしまうから注意が必要だという意味では同意する。しかし,もともと肺がんに罹りやすい素因をもっていた人が喫煙者になる傾向があるのかもしれないという交絡を仮定することによって,喫煙と肺がんの統計学的に有意な関連を見いだしてきた数多の観察研究や,禁煙により死亡リスクが低下するという介入研究や,たばこに含まれるニコチンなどの生物学的な毒性についての実験室研究からの知見にconsistencyがあるからこそ世界中の医療関係者が受け入れている「喫煙が肺がん発生リスクを高める要因の一つである」を否定してしまうのは無理筋と思う。
- LABI1にはSACDプレーヤー(ソニーのXE800とか)は無かったのだが,Blu-rayからUSB接続のHDD内のmp3まで再生できるS480というプレーヤーが展示品再生だが1万円ちょっとと激安だったので購入した。けれども,これだとディスプレイも必要になるなあ……というわけで,amazonでPL-HDDV01とLCD-8000DAを発注してしまった(LCD-8000DAはUSB給電できるらしいので,この組合せなら,vaio-saのセカンドディスプレイとしても使えるだろうし)。それでもXE800より若干安いか。で,早速シベリウスのハイブリッド盤を再生してみたのだが,ディスプレイがないのでCD層を再生しているのかSACD層を再生しているのかわからないのだった。もちろん良い音ではあるのだけれども。まあ,ディスプレイ待ちだな。
- 論文はpas à pas。
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