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【第309回】 今日は家で仕事(2020年2月11日)
- 6:30起床。祝日だが仕事が溜まっているので,普段なら出勤するところ,今日は名谷キャンパスはE棟とF棟以外は停電だし,ネットワークはキャンパス内全部ダウンしているので,朝食をとって洗濯物を干してから自宅で仕事(一昨日メールで来た急ぎの仕事とか,レポート採点とか)。天気が良いので散歩くらいはしたいが。
- Disaster Medicine and Public Health Preparednessというジャーナルから2019-nCoVについてのCall for paperメールが来た。特集号のエディタはDr. Stephen S. Morse。
- 大学生を集めたNHKの2019-nCoV番組,無意味どころか有害な気がする。これならクロ現プラスとNスペの再放送をする方がずっと良い。
- 1月17日に厚労省が出した通知の附録に「疑似症サーベイランスチェックリスト」がついていた。
- 2月4日付けで更新された「病原体検出マニュアル 2019-nCoV」(国立感染症研究所)を見ると,ポジコンと特異的プライマーさえあれば,BSL2以上で扱えるし(三種病原体並みということか),RT-PCRの設備を持っている研究室(大学ならたくさんあるはず)なら検査可能に思われるが,守秘義務とか安全管理上の問題があるから簡単に委託はできないということなんだろう(自分でPCRやったことはないから確信はないが)。もし衛生研究所だけでは手が足りないというのが事実であれば,平時からバックアップ可能にするような協定を結んでおくと良いのではなかろうか。
- 厚労省は2月9日に自治体向けと日本医師会向けに病床確保の協力依頼を出している。原則として感染症指定医療機関の感染症病床に入院させることは変わっていないが,緊急時その他やむを得ない場合には,個室(2019-nCoV患者同士は同室でも良い),トイレ別を条件として,それ以外の病床でも受け入れられる体制を作るようにという依頼。日本での封じ込めに失敗して数理モデルで予測される最悪の事態が起きたときに,医療体制がパンクしないために準備が必要。最終的には封じ込めできないとしても,そのための努力を続けることによって,ピークを後方シフトさせピーク患者数を少なく抑えることはできるはずなので,体制整備と封じ込め努力の両方が重要。
- 珈琲豆が尽きたので買ってこなくては。急ぎの仕事だけ終わったら行ってくるかな。AI崩壊も見たいし。
- 16:00過ぎに急ぎの仕事が終わったので買い物に出てこよう。
- JRを元町で降りて,まずVOICE of COFFEEに行った。ここは焙煎済みの豆を選んで買うスタイル。ブラジルのフルシティとグァテマラのシティを200 gずつ買った。次にONE'Sに行った。ここは多種類の生豆が並んでいて,そこから選んでローストして貰うスタイル。ローストの加減も指定できるが,トラジャのお薦めを尋ねたらシティとフルシティの中間くらいだというので,そのお薦め焙煎で200 g頼んだ(生豆240 gを焼いて貰って,仕上がりがだいたい200 gとなる)。15分ほどの待ち時間の間にドミニカとナッツ類がサービスで提供されたが,このドミニカがなかなか美味くて,追加注文してしまおうかと思うほどだった。たぶん熱風焙煎なのだと思うが,珈琲問屋より待ち時間が短いのは,機械の性能が良いのだろうか。値段も安めだと思うし,良い店だった。
- ハーバーランドのOSシネマズでAI崩壊を見てから帰ってきたが,小説版を読んだときに想像した通り,大沢たかお無双な作品だった。テーマは重いんだが。コードをスキャンして読み込ませるところの映像表現は,文字だと歪むし上下左右あるので判別が難しいと思われ,実用するなら二次元バーコードのような形になるんじゃないかと思っていたが,まさかの日本語入りという。まあ後味は良いし(賀来賢人がやっていた悟が気の毒すぎるのは別として),深く考えず大沢たかお無双を楽しめば良い作品ということだろう。
- 帰宅後,パスタを茹でて晩飯。明日のプレゼン準備もしようと思っていたが眠さに負けた。
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