最終更新:2019年2月13日(水)
書名 | 出版社 |
そして彼が死んだ | 集英社文庫 |
著者 | 出版年 |
北方謙三 | 1997(単行書は1994) |
中澤 <k1-1.humeco.m.u-tokyo.ac.jp> website
よくも悪くも,北方謙三は北方謙三である。この主人公はハンドピックされた珈琲へのこだわりはないのだけれど,やっぱりハードボイルドである。こういうのって,読んだからどうこういうものじゃないような気がするのだが,格好の時間つぶしにはなる。でも,個人的には,これを読むくらいなら高村薫の「李歐」の方を勧めたいと思う。