最終更新:2019年2月13日(水)
書名 | 出版社 |
分身 | 集英社文庫 |
著者 | 出版年 |
東野圭吾 | 1996(単行書は1993) |
中澤 <k1-1.humeco.m.u-tokyo.ac.jp> website
1993年に書かれたものだから,当時はよかったのかもしれないのだ。ストーリーは読ませるのだけれど,ネタがちょっと古くなっちゃったなあ,という作品。
ただ,古いネタでも料理がうまいので,小説としては見事に立っている。心理小説として読めば,出来は良い。カバーにある「現代医学の危険な領域を描くサスペンス長編」というのは,変えた方がいいかも。
ソーラン節 <otucc-01p31.ppp.odn.ad.jp>
ぼくが調度読んでいるとき、DNAの遺伝情報に細胞の年齢
が記されている。という情報がながれてきた。
このことはこの小説を読んでいた僕に傷害を与えた。実を言うとこの小説を知るきっかけは、NHK-FMの青春アドベンチャーという番組でこの作品を知った。
なかなかスリリングなストーリーでした。