最終更新:2019年2月13日(水)
書名 | 出版社 |
楽園考古学 | 平凡社ライブラリー |
著者 | 出版年 |
篠遠喜彦,荒俣宏 | 2000年(単行書は1994年) |
中澤 <k1-1.humeco.m.u-tokyo.ac.jp> website
太平洋考古学のパイオニアである篠遠氏に,博覧強記の代名詞ともいわれる荒俣氏がインタビューしている本なので,面白い話が満載なのだが,なかでもバウンティ号で叛乱を起こしたSDAの人たちの子孫が,当時無人だったところに上陸して1790年以来200年にわたってコミュニティを継続してきたというピトケアン島の話が面白い。遺伝人口学的に調査したらすごいデータになりそうだ。