最終更新:2019年2月13日(水)
書名 | 出版社 |
真犯人 | 講談社 |
著者 | 出版年 |
P.コーンウェル |
がんりょ <acca1aac093.tky.mesh.ad.jp> website
"真犯人のキーワードでbk1を検索すると65件ヒットした.
タイトルは平凡であるが,中身はなかなか.
処刑されたはずの死刑囚の指紋が残された殺人現場.
彼は生きているのか,だとすればスカーペッタが
検死した死体は誰のもの?
警察,マスコミはスカーペッタをも疑い"
がんりょ <acca1aac093.tky.mesh.ad.jp> website
真犯人のキーワードでbk1を検索すると65件ヒットした.
タイトルは平凡であるが,中身はなかなか.
処刑されたはずの死刑囚の指紋が残された殺人現場.
彼は生きているのか,だとすればスカーペッタが
検死した死体は誰のもの?
警察,マスコミはスカーペッタをも疑いだす.
このシリーズにつき物の,なぜ検死官が捜査に介入するのか
という疑問に本作は,彼女自らの濡れ衣を晴らすという
うまい大義名分を与えている.
1点気になったのは,警察のシステムのセキュリティ.
本当にこんな杜撰だったら,何でもやり放題だろう.
作者が専門外だから仕方がないか.
一方,専門分野の法廷シーンでは,思わず没頭してしまい
電車を乗り過ごしてしまった.
一気に読めて,爽快感が味わえる一冊である.