最終更新:2019年2月13日(水)
書名 | 出版社 |
ある閉ざされた雪の山荘で | 講談社 |
著者 | 出版年 |
東野圭吾 |
がんりょ <acca1aac143.tky.mesh.ad.jp> website
演出家の指示で山荘に集められるオーデション合格者。ここで、雪の山荘に閉じ込められていた設定でミステリー劇のリハーサルを行うという。そして次々と消えていく役者たち。これは芝居なのか、現実なのか...。支離滅裂になりそうな、複雑なプロットをごちゃごちゃにならずに纏め上げた作者の力量はすばらしい。
真下 <i247157.ap.plala.or.jp>
東野氏の作品で『ゲームの名は誘拐』を読み終わった後、部屋の本棚で「東野さんの作品はないかな~」と探していたら、これが見つかったので、また読み始めた。
私は比較的読むのが速いので、500ページくらいの作品を40~50分くらいかけて読むのだが、この作品は306ページなのにいろいろ読み直したりするところがあって1時間半かかってしまった。
ストーリーが解りやすく、東野氏特有のひねりも効いていて前の『仮面山荘殺人事件』より面白かった。
ハッピーエンド(?)で終わり、誰も殺されないため、安心して読むことが出来る。古本屋なら100円程度で購入できるが、やっぱりちゃんとした本屋さんで購入した方が良いと思う。まあどちらでも良いのだけれど(笑)。