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書評

最終更新:2019年2月13日(水)


旧書評掲示板保存ファイル/書評:『ひょうたんから空』

書名出版社
ひょうたんから空新潮文庫
著者出版年
銀色夏生平成14年7月1日



Nov 18 (mon), 2002, 23:06

ナナ <tbtnni-11p562.ppp12.odn.ad.jp>

「ミタカくんと私」の続編。

私(ナミコ)とミタカの、日常を描く作品。

登場人物はどこにでもいそうな、人々。

学生のナミコ。

ナミコの友達で、ナミコの家に遊びに行っては家族顔でくつろいでいるミタカ。

ナミコの弟、中学生のミサオ。

ナミコの友達、瞳ちゃん。

瞳ちゃんのボーイフレンド丸山クン。

瞳ちゃんの妹で、ミサオのガールフレンドのハナちゃん。

料理好きのママと、去年家を出て行ったパパ。


家出したパパが、突然、家を訪れる所から今回の物語は始まる。


窓辺から見える空の中に、ひょうたんがぶら下がっていたらどんなにステキでしょう、と子供の頃から夢見ていたママ。


そんなほのぼのとした、日常、ありそうでなさそうな・・・

プカプカ浮かんでいる雲に、似た不安定でアッタカイ物語です。


絵本を読む感覚で、さらりと読める一冊。


なんとな~く、本が読みたいな、、、という人にオススメの一冊です。

もちろん、第一作目の「ミタカくんと私」もね。



Jan 21 (tue), 2003, 22:25

漫画好き <210-194-134-101.home.ne.jp>

すごくゆったりした気分で読めました。

本(小説)があまり好きじゃない私が初めてくぎずけになって読んだ本でした。


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