最終更新:2019年2月13日(水)
書名 | 出版社 |
ザ・コア | メディアファクトリー |
著者 | 出版年 |
ディーン・ウェズリー・スミス | 2003 |
なかしま <n194230.ap.plala.or.jp>
地球の核(コア)が停止―。人類は1年以内に滅亡する―という最近ではお馴染みの「泣けるパニック映画」のノベライゼーション。
副題は、地球が復讐する日。人類滅亡を阻止するため、宇宙飛行士、博士、科学者などの9人の男女たちが地中潜行士(テラノーツ)となり、地球の核を再起動させるために地下へと赴く。
とにかくスケールの大きい物語で、圧倒される。雷が直撃するシーンや、橋が壊れるところなどは、殆どSFであるし、読んでいると『アルマゲドン』や『ディープインパクト』を思い浮かべる。
ただ、映画を見ると、さきほど言ったように、『アルマゲドン』や『ディープインパクト』と酷似しているため、小説以上の感動は得られなかった(ただ、映画評論家のおすぎさんは「ミクロの決死圏の地球版」と言っているようなので、判断は皆様にお願いする)。
とにかく小説の方は読んでもらいたい。
渡辺広助 <i247157.ap.plala.or.jp>
ストーリーや難解な知識がさらりとわかり、映画を観ていて疑問に思ったことが分かり、その点では良かった。
近所の本屋では文庫本ランキングでベスト5位を3週連続。
読んでおくといいと思う。