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書評

最終更新:2019年2月13日(水)


旧書評掲示板保存ファイル/書評:『連合赤軍「あさま山荘」事件』

書名出版社
連合赤軍「あさま山荘」事件文春文庫
著者出版年
佐々淳行1999



Sep 12 (fri), 2003, 22:26

中里保理男 <o145010.ap.plala.or.jp>

作品紹介:


死者3人、負傷者27人、動員された警察官のべ12万人。報道陣600人。テレビ中継の視聴率は史上最高を記録。厳寒の軽井沢の山荘で何が起こったのか?当時現場で指揮をとった著者のメモを基に、10日間に渡って繰り広げられた戦後警察史上最悪の事件の一部始終を克明に再現した衝撃のノンフィクション。


この間役所広司主演で映画化された映画の実録版。当時の雰囲気をたやすく感じることが出来る著者の筆致は凄いものである。

ノンフィクションでありながら警察と連合赤軍による壮絶な死闘、驚愕の大作戦決行の時、著者は何を思ったのか。そして、連合赤軍との決着は――――。

警察官同士の何気ない会話、決死の覚悟で戦う男達の皮肉な運命、そして事件は解決したのか―――。

衝撃のノンフィクション快作。


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