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保健学研究共通特講IV, VIII

Latest update: 20 July 2022 (Wed)

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講義の目標

保健学領域の研究を実施するための能力として,研究デザインと統計解析の基礎知識を教授する。

原則として講義は日本語で行う。留学生は必要に応じて講師に個別相談すること。
(This class is basically given in Japanese. Foreign students should consult with the lecturer, Prof. Nakazawa, in person.)

テキスト(日本語pdf,2022年12月4日 1.0.7版(G*Power紹介など)が最新;このバージョンではepub版html版も作成しました)を適宜参照されたい(コメント歓迎)。自由にお使いいただきたい。

講義計画

本講義は,毎週水曜6限に実施します。COVID-19パンデミックが継続しているため,来日できていない留学生がいること,社会人院生の移動に支障が出る可能性があること,等を考慮し,2020年度,2021年度に引き続き,2022年度もZoomとBEEFによる遠隔講義とします。Zoomのアクセス情報はBEEFで提供します。

ただし,6月8日,7月13日は講義がありませんのでご注意ください。また,非常勤講師の先生による実験データの解析についての講義は決まり次第お知らせします。

  1. 保健学研究の基礎(4月6日,資料
  2. 保健学/疫学研究の指標とデザインの基礎知識(4月13日,プレゼン資料, 計算練習解答例
  3. サンプルサイズにまつわる問題(4月20日, (handout in English)→日本語が読める方はテキストをご覧ください)ICRwebのe-learning講座は参考になる。
  4. 研究のデザイン(4月27日, 資料
  5. データ入力,欠損値処理,図示,仮説検定,標準偏差と標準誤差(5月11日, Excel format sample data
  6. 分布の位置の差の検定[第7章],比率の差の検定[第8章前半](5月18日)
  7. クロス集計表とその分析[第8章後半];カッパ係数,マクネマーの検定,バプカーの検定[第13章](5月25日(handout in English)Bhapkarの検定のテストコード
  8. 分散分析と多重比較(6月1日,(handout in English)
  9. 相関分析,回帰分析(6月15日, (handout in English)
  10. 地理情報データ解析と空間疫学(谷村晋先生,6月22日)
  11. 重回帰分析,重相関係数の二乗,多重共線性,共分散分析,ロジスティック回帰分析,反復測定分散分析とフリードマン検定:3群以上の間の対応のあるデータについての位置母数の比較(6月29日, (handout in English)
  12. 検査性能の評価:ROC,Bland-Altmanプロットとメタアナリシス入門(7月6日,ROCとBland-Altmanプロット資料メタアナリシス資料
    Covid-19のメタアナリシスの例
    メタアナリシスの例:全世界で精子数が減少しているか? という問題:
  13. 生存時間解析(参照英語版handout)(7月20日)
  14. 実験データの解析(天理医療大学/中村先生 8月6日 13:10-16:20)

評価

期末レポートにより判定する。BEEFで課題レポートを提出すること。8月12日締め切りとする。

参考文献・webサイトなど


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